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濡れたバスタオルは洗濯するまでどうする?最適な方法はコレだ!

こんにちは、むいむいです。

今回は入浴に使用した「湿ったバスタオルをどうするか?」いうテーマです。

湿ったバスタオルって、そのままにしておくと臭いも発生しますし、どこかで干すにしてもスペースが必要だったりと、意外とスマートな解決方法って少ないんですよね。

私はマイホームを建てる時に、今まで住んでいた家で困っていたことは全部解決するつもりで取り組みました。

しかしこの問題は、色々調べてみたものの良いと言える方法がなく、半年前まで未解決のままでした。

半年前ぐらいから、濡れたバスタオルをガス乾燥機で15分ぐらい乾燥させる、という方法を試してみたところ、それ以来ずっとバスタオルがいい感じで臭いが発生する事もまったくなくなったので、この記事を書く事にしました。

 

この記事では、その結論に至るまで、実践してどうなったか、コストはいくらか、その他の方法と比較してどうなのか、といった点について詳しく述べていきます。

なお、わが家では個人それぞれが専用のバスタオルを使っています。計3枚です。

 

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今までは濡れたバスタオルをどうしていたのか

1.リビングで自然乾燥させる

以前住んでいたアパートでは、バスタオルをリビングの椅子などにかけて自然乾燥させていました。

 

使う→自然乾燥→使う→自然乾燥→洗う といった感じに、2回使って乾燥させたら洗うというローテーションです。

夫婦共働きなので洗濯物を部屋干しする事も多く、それにより部屋の湿度が高くなるためか、バスタオルの乾きもイマイチだったように感じます。

出勤前にキッチンの換気扇を回して部屋の空気は循環するようにしていましたが、ダメでした。

しばらく使っていると、入浴後に身体を拭くときにバスタオルから臭いがするようになりました。

 

2.お風呂で換気扇を回しながら自然乾燥させる

それから新築一戸建てに移り、お風呂にハンガーポールがついたので今度はお風呂で乾燥させてみる事にしました。

 

バスタオルをかけて換気扇を10時間程度回します。換気扇は家にある乾いた空気を取り入れ、浴室の空気と共に外に排出します。

お風呂に入った後は湿気が心配ですが、比較的すぐ乾きますし、狭い個室なので多くの空気が対流するので乾燥にはいいんじゃないかな、と思いましたがやっぱりダメでした。

それでも洗面所よりかはお風呂のほうがタオルの乾きが早かったように感じます。

お風呂のほうが大きな換気扇がついているからか、またはバスタオルを大きく広げて乾燥させられるかもしれません。

 

3.使ったらすぐ洗濯→乾燥機

他の洗濯物と一緒に、すぐ洗濯乾燥をしてしまう作戦です。

これなら臭いはしなくなりますが、バスタオルは結構かさばるので毎日洗濯するのはできればしたくありませんでした。

ガス乾燥機は5kgの容量のものを使用していますが、3人分のバスタオルを入れると容量の半分程度は使用していまいます。

毎日洗濯乾燥している物の半分がバスタオルというのは、ちょっと困ります。

 

補足

なお、洗濯の際には冷たい水を使用し、お風呂の残り湯などは使用していません。

タオル類はまとめてワイドハイターなどの漂白剤を使用して洗濯しています。

恐らくお湯で洗濯すれば、バスタオルの臭いをもっと軽減できたと思いますが、うちはお風呂の残り湯を使うのは面倒なのでいつも水でした。洗濯機のところにお湯の蛇口付ければ良かった。

 

バスタオルを使ったらガス乾燥機で乾かすという方法

バスタオルを毎回洗うのは面倒だけど、バスタオルがにおうのも嫌。

という希望をかなえるための方法です。

 

バスタオルが臭うのは菌が除去しきれていないからで、洗濯または乾燥に問題があると考えました。

お風呂の残り湯を使う、洗面所にお湯の蛇口を増設する、水温をあげれる洗濯機を買う、など洗濯能力を高める方法も頭をよぎりましたが、まずは乾燥でこの問題を解決する方法を考えました。

そこで家にある乾太くん(ガス乾燥機)でバスタオルを乾かしてみたら、これで何とかなることが判明。

 

使い方はこうです。

家族全員の入浴が終わったら、濡れたバスタオルをまとめてガス乾燥機へ入れる。タイマーで15分動かして完了。

乾燥機の中はカラカラなので動かしたら放置しておいても問題なく、翌日に乾燥機から取り出しても大丈夫です。

むいむい家では乾燥が終わったら出してお風呂の扉にひっかけています。

 

うちだと3人分で15分です。時間は好みですが10分でも良さそうです。

入浴時間がズレると濡れたバスタオルを多少放置する事になりますが、あまり長くなければ大丈夫そうです。

3回繰り返し使用してから洗濯する、という事を3年続けていますが、今のところ臭いが出たことはまったくありません。

 

5回以上も試したことはありますが臭いが出たことはありませんでした。これは私の想像ですが、ガス乾燥機で乾燥させると洗わなくてもほとんど除菌されるようです。

90度位の温風で乾かすため、天日干しと同じぐらいの除菌力があるそうです。使用後のバスタオルを天日干しして再使用すると考えたらいいかもしれません。

参考:乾太くんをラク家事から考える – Rinnai Relax

 

妻が3回以上は繰り返し使いたくないという意思を表明しているので、繰り返しの使用は3回までに留めています。

 

ガス乾燥機でバスタオルを乾かすメリット・デメリットは?

バスタオルを繰り返し使用するために、室内で自然乾燥させた場合と比較した場合です。

ガス乾燥機のメリット
  • ほぼ除菌されるため臭わない
  • 自然乾燥等より、より多く繰り返し使用できる
  • 洗濯しなくても繰り返し使用できるので、洗濯の頻度を減らせる
  • 自然乾燥の待ち時間がないので、1日に何度も使用できる。
  • 自然乾燥する場所が必要なくなるため、家がスッキリする
  • 自然乾燥させる手間がない
  • 毎回ふわふわのバスタオルを使用できる

 

ガス乾燥機のデメリット
  • ガス乾燥機が必要
  • 洗面所とリビングが近い場合は、ガス乾燥機の運転音や振動が多少うるさい
  • ランニングコストがかかる
  • フィルターの掃除が必要になる
    ここは結構大事なポイントだと思うので追記します。
    取説等によるとガス乾燥機は毎回フィルターの掃除することをおすすめしていますが、これは推奨であって必ずやらなくてはいけないものではないと認識しています。理由を書くと長くなるので省略しますが、わが家ではフィルターの掃除回数は週に1~2回です。
    なので、バスタオルを乾燥する度にフィルター掃除する訳ではありませんが、一応使うということはフィルター掃除の回数も増えると思いますので、項目に追加しておきました。

 

バスタオルを乾燥させるためのランニングコストは?

ガス乾燥機を使うとなると、お金がかかる事は防げません。

そうなるとランニングコストが気になると思います。

これは、ガス乾燥機の大きさやガス料金にもよるので一概にいくらとは言えません。

ただそれだと参考にならないので、概算で言うと都市ガスなら10円、プロパンガスなら20円強ぐらいだと思います。

 

ここから先はその金額の算出の話で、長くなるため興味のない方は次の章へ飛ばして読んでください。

 

まず家庭用のガス乾燥機はリンナイが発売している「乾太くん」しか機種がありません。

乾太くんには3kg、5kg、8kgのラインナップがありますが、8kgは2019年に初めて発売された物なので、それまでは5kgまでしかありませんでした。

種類としてデラックスとスタンダードがありますが、デラックスのほうがガス消費量が若干高いので、こちらで計算します。わが家で採用しているのもデラックスタイプです。

 

このタイプのガス消費量は、都市ガス(13A)でもプロパンガスでも、共に5.20kWです。

参考:ガス衣類乾燥機:RDT-52SA ラインアップ - リンナイ

都市ガス(13A)は1㎥あたり熱量が45MJなので、KWに変換すると12.5KWです。

ガス消費量5.20KW ÷ 12.5KW = 0.416なので、1時間あたり0.416㎥のガスを使用します。

プロパンガスは1㎥あたり熱量が99MJ=24KW。5.20KW ÷ 24KW = 0.217㎥を1時間に使用します。

プロパンのほうが熱量が高いため、1時間あたりに消費するガス量が少ない事になります。そのぶんプロパンは1㎥あたりの単価が高いです。

 

ガス料金は、使えば使うほど1㎥あたりの単価が安くなります。

このため、都市ガスの試算では20㎥、40㎥、100㎥あたりの月々の料金から、1㎥あたりの単価を計算しています。プロパンは、都市ガスの2倍以上の熱量があるため、その半分の流量で計算。

 

この計算をまとめたのがこちら。

春や秋の季節で、3~4人家庭だと毎月の使用量が40㎥(都市ガス)位になると思います。

あとは電気代です。50Hzで230Wとあるので、ざっくりですが1.5円~2円位でしょうか。

これを足すと、都市ガスが10円、プロパンは20円強位といったところです。

 

参考資料はこちら。

都市ガスは、東京ガスの料金を参考にしました。

一般契約料金 ガス料金早見表 | 東京ガス

プロパンガスの料金は、下記の関東平均を参照

日本エネルギー経済研究所 石油情報センター

 

ランニングコストは高い?

毎月のランニングコストはいくらぐらいになるでしょうか。

都市ガスを10円、プロパンガスを22円だとすると、毎日使うとすると、ひと月で都市ガスなら300円、プロパンガスなら660円です。

 

この金額を高いと感じるかどうかは、もちろん読まれている方それぞれだと思います。

ただうちは都市ガスで300円程度だし、毎日気持ちよくバスタオルが使えるなら払う価値はあると考えました。

自然乾燥でも良いのにわざわざお金とエネルギーを使うなんて、エコに反してますよね。

私は極端に言えば節約・安い・エコは正義!という親の考えや世間の風潮のもとで育ってきたので、余計にコストを支払うのには多少の抵抗はあります。

しかし、そのコストを支払うことで気持ちよく生活できるなら、細かい事はいいじゃん!と最近は思うようになってきました。

 

その他のバスタオルを乾燥させる方法

コストを気にしなければガス乾燥機が優れているというのは何となくわかりました。

最後に、ガス乾燥機による乾燥と、自然乾燥以外の方式をさらっと比較してみましょう。

自然乾燥と比較して優れていたとしても、他の方式と比較して微妙だったら意味が少なくなってしまいます。

 

除湿器やエアコンを使って乾燥させる

バスタオルを干して、除湿器などを使い早く乾燥させる方法です。

乾燥にかかる時間はケースによりますが、バスタオルは水分を吸収するために生地が厚いことが多く、乾燥に時間がかかる事が多いようです。

電気代の安いハイブリット式除湿器でも毎時7円ぐらいはかかるので、3時間で21円、5時間で35円です。

多くの方式では水を捨てる手間も必要になりますし、場所やコストが必要になることを考えると、バスタオルを乾かすだけに使うのにはあまり良いとは言えないですね。

普通の洗濯物を乾かすのに日常的に除湿器を使っているのであれば良い選択肢かもしれません。

 

扇風機やサーキュレーターで乾燥させる

一番安価で実践しやすいのはコレかもしれません。

引用:部屋干しの悩みはサーキュレーターで解決! | Pursey[パーシー]

ハンガーなどにバスタオルをかけ、それに向けて扇風機で風を送ります。部屋の湿度が上がるので、換気扇を回して外気を取り入れます。

物にもよりますが、扇風機のコストは1時間1円以下なものが多いので、電気代は他の方式と比べれば安くあがります。

換気が出来て干せる場所さえあれば、いい方法だと思います。私も洗面所でこの方法をやろうとしていましたが、スペースが確保できなかったため諦めました。

 

浴室乾燥機を使って乾燥させる

一見よさそうに見えてそうでもないのがコレだと思います。

ガス式と電気式があり、電気式は更にヒーター式とヒートポンプ式があり比較が難しいのですが、最もパワーのあるガス式でも、浴室が濡れた状態で濡れたバスタオルを乾燥させるのには2時間位はかかります。

コストも一概には言えないのですが、ガス式なら1時間に50円ぐらいはかかりますので、2時間回したら1回100円という計算に。

電気式の場合は1時間あたりのコストは安いものの、ガスの半分程度のパワーなので結局費用は同じぐらいかかります。

最初から設置されている家もありますし、場所も確保しやすいためお手軽そうに見えるんですが、実はコストが高いことが多いので注意する必要があります。

 

ドラム式洗濯乾燥機で他の洗濯物と一緒に洗ってしまう

家族全員のお風呂が終わったら、使ったバスタオルと洗濯物を同時に洗濯乾燥させるという方法です。

バスタオルが毎回洗われるのでもっとも菌が繁殖しなさそうですし、スマートな方法です。

実際にこの方法をやっている人も多いと聞いています。

ガス乾燥機は排湿筒の関係からマンションへの設置が難しいですが、ドラム式洗濯乾燥機は場所さえ確保できればどこにでも置けます。

ガス乾燥機以外の方法では、一番いい方法だと思いました。

 

メリット

  • 毎回洗濯されるので清潔
  • 他の洗濯物と一緒に処理できるのでコストが低い
  • 手間がほとんどない
  • 場所を取らないこと
  • バスタオルがどれだけ濡れててもいいので、複数人で使いまわしたバスタオルでもOK

 

デメリット

  • バスタオルがかさばるため洗濯できる量が減る
  • 洗濯乾燥に時間がかかる
    ほとんどのドラム式洗濯乾燥機は3時間ぐらいかかるため、家族全員が入り終わってから洗濯を回すとなると、同じ日に取り出すのは難しくなる
    物によっては日をまたぐとシワになりやすい物もあるが、そういった物は別の日に洗濯するとか、いくらでもやりようはありそう

 

終わりに

そもそもなんですが、洗濯で菌を除去しきれていないのが問題なんですよね。

洗濯機をいいものに変えたり、お湯で洗濯するようにすればバスタオルは臭わないのかもしれません。

しかし、子供服の泥汚れ等を除けば、ほとんどの汚れは今の洗濯方法でも十分だったので、洗濯能力をそれ以上強くしようとは思いませんでした。

ちなみに、臭いがひどくなったときは浴槽に60度のお湯を張ってバスタオルを漬けて、更に強力な漂白剤を入れて除菌していました。

それでリセットしていましたが、バスタオルが超痛むので最後の手段です。

 

とりあえず、ガス乾燥機を使うようになってからは、ずっと悩まされ続けてきた濡れたバスタオル問題に終止符を打てました。

  • 気持ちよくバスタオルを使える
  • バスタオルの乾かし場所で悩まなくていい
  • 洗濯物がバスタオルだらけにならない

という事でおすすめです。

たかがバスタオルですが、こういった積み重ねで家事が楽になります。

 

もし、この記事に書いている事で間違い等がありましたら教えて頂けると幸いです。

それではここまでお読み頂きありがとうござました。

 

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