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子育ては楽しよう!建築士の私が実践したリビングレイアウト

こんにちは、2歳9ヶ月の娘の父親、むいむいです。

今回は、私が子育てで実践したリビング作りのアイデアや、リビングレイアウトを紹介していきたいと思います。主に小さな子どもを育てている方向けの記事となります。

 

育児書を読んでいて、また子供を育てていて気づいたのは、1歳位の子どもであっても、やっちゃいけない事が何なのかはある程度わかっているようです。ただ、自分の気持ちの制御が未熟なので、親がダメといっていても我慢できないケースも多いでしょう。

親の反応を期待して「ダメ」な事をわざとやる事もあります。もちろん、しつけの機会は必要ですが「ダメ」を言いすぎても親も疲れますし、子供の好奇心を阻害してしまう恐れもあります。

親が「ダメ!」を言わなくて済むなら、子育てはもっと楽になると思います。

子供がやっちゃいけない事だらけな場所より、安全な場所のほうが親は安心して過ごせますよね。そのためには、環境づくり・仕組みづくりが大事です。

 

これは私の子育て環境や、子育てに対する適当な考えが反映されていますので、あくまでひとつの実例と捉えて頂ければ幸いです。なお私が住んでいるのは一戸建てです。

この記事はこんな人におすすめです。

  • 出産前または0~3歳児を子育て中
  • 子育てで楽したい人
  • 家作りまたは部屋のレイアウトについて考えている
  • 子育て用リビングの実例・ポイントが知りたい
  • 室内で起きる事故を防止する方法を知りたい

 

 

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リビングの「ねんねスペース」はどこにする?

どこで子供を寝かせるか?というのは子育てレイアウトにおいて大事なポイントですが、うちは子供が小さい頃(2歳以下)の日中はリビングに寝かせていました。0才児なんかは寝てる時間が多いですから、寝かせるスペースは大事です。

うちの子供は2歳半を超えると昼寝をしなくなりましたが、それまでは重要なポイントでした。

アカチャンホンポの調査によれば、昼寝する時の場所として「ソファなどリビング」を使われている方は6割いるそうです。

赤ちゃんが寝る場所の用意どうした? | アカチャンホンポ

 

明らかに眠そうな時や、リビングで音を出したい時は、2階の主寝室にあるベビーベッドで昼寝させることもありましたが、基本的にはリビングで昼寝させていました。

この時リビングの寝かしつけ場所として選んだのは、ソファー横の位置です。

 

図面ですと、以下の位置になります。

この場所を選んだのは以下の理由があります。

  • 窓に遠い(眩しくない、気温差が一定)
  • 大人の行動の邪魔にならない
  • リビングのどこにいても目視しやすい
  • 大人が横で寝かしつけしやすい
  • 寝かしつけの邪魔になるものが目に入りにくい(おもちゃが近すぎると寝つきの妨げになることがあるため)
  • テレビやドアなど音のでるものから遠い
  • 床暖房が入っていない場所(暖かい床で寝るのは体に負担がかかります)
  • エアコンや暖房器具の温風が直接当たらない
  • 物が落下してくる危険がない

 

なかなか理想の位置というのは難しいですが、うちではなんとか全て満たすスペースを見つけることができたので、そこに大判座布団を置いてねんねスペースとしました。

一般的にはリビングの横に小さい部屋がついている場合が多いので、そこが小さい子供の遊び部屋兼ねんねスペースになる事もあるかと思います。

 

うちでは、ファミリークローゼットを導入したため小部屋はありません。ファミリークローゼットを昼寝スペースとしたこともありますが、リビング横ではなく廊下を挟んだ位置にあるため、「子供が起きても気づきにくい」「目が届かない」「親が寝かしつけしにくい」「リビングの空調が届かない」といった理由であまり使いませんでした。

うちの子供は一旦寝てしまえば多少音がしても目覚めないタイプでしたので、リビングの一角をねんねスペースにすることができましたが、音に敏感な子供ですと難しいと思いますので、どこをねんねスペースとするかという課題は、子供の性格にもよるという一面もあるかと思います。

 

 

リビングにベビーベッドやベビーサークルを置く?

リビングに柵付きのベビーベッドやベビーサークル(子供を囲う柵)を置くかどうかは好き好きだと思いますが、なんとなく邪魔になりそうという理由でうちでは設置しませんでした。

子供にとっての安全地帯があると、親にとって楽なことも多いと思います。ただ、うちは子供を囲って子供ゾーンを作るよりかは、危険なものを減らしてリビング全体を安全地帯とすることを目指しました。

 

リビングのねんねスペースには、1歳半ぐらいまでは大判座布団を置いて昼寝をさせていました。

 

この大判座布団は、確かイオンで買ったものです。直径120cm位あり、値段も確か2000円程度と安かった記憶があります。

昼寝中の窒息の恐れがない無い程度に薄く、体が痛くならない(たぶん)程度の厚みで、まるごと洗濯もできますし、掃除のときに移動するのも楽で、非常に使い勝手が良かった商品でした。旅行に行くときはかさばりますが一緒に持っていくほど愛用していました。

 

1歳半を超えたあたりからは、後述しますがソファー側面から転落の恐れがあった事と、昼寝の頻度が減ってきたのもあって、大判座布団ではなく三つ折りの高反発マットレスを使用しています。下の画像の赤いクッションの下にあるのがそれです。

これはアパート暮らしの時に大人が寝るのに使っていた物ですが、折り畳んだ状態でも使用できますし、広げれば大人が寝転ぶのにも使える優れものです。

折り畳んだ状態では、大人がくつろぐ時のソファー代わりにしたり、子供の遊ぶスペースにもなります。高反発なのでトランポリンとしても遊べます。ソファーとつなげて滑り台代わりにして遊んでいる事もあります。

広げれば大人の昼寝スペースにもなりますし(ソファーよりゴロゴロできます)多用途に使えます。いわゆる「ごろ寝マット」のような感じです。

 

インテリア的に微妙な感じがしますが、便利さには変えられません。以前は必要な時だけ出してくる形で使用していましたが、いつの間にかリビングに定着してしまいました。ラグを置いている家庭であれば、そこでゴロゴロするのかもしれませんが、うちにはないのでここでゴロゴロしています。

その場で広げるとこんな感じになります。ソファーの前に置いて使ったりもします。2歳半になった子供はここで昼寝する事もあります。

 

ちなみに寝室にベビーベッドを置いていますが、2歳を超えた辺りからよじのぼって乗り越える事も可能になりました。とはいっても乗り越えると落ちるので本人はほぼやりませんが、乗り越えることもできると思うと完全には安心できません。(そもそも越えなければ目を離しても良いというものでもないのかなと)

 

 

ソファーは壁付けで落下防止

大人だけであれば見た目・設置スペース・価格等で選べたソファーですが、小さな子供がいると選ぶ基準に「安全性」が加わります。

子供とソファーの相性は難しいところで、選択肢は色々あるようです。

  • マット+背もたれ(キッズスペース兼用)
  • ダイニングソファー(スペース有効活用)
  • ローソファー(落ちてもケガしにくい)
  • クッションや座椅子を使う(子供が小さいときはソファー使わない派)

知人のケースを見ているだけでも、好みで千差万別です。

 

 

ソファーはリビングの主要なポイントでもありますから、私は大人の都合で決めても良いと思いますが、子供のこともまったく無視はできません。(結局自分たちが大変なので・・・)

ローソファーは私達のイメージにも近く良さそうかなと思っていたんですが、実際に色々見てみると、背もたれの高いソファーに比べるとくつろぎにくい、立ち上がるのが大変といったデメリットもあるため、断念しました。

 

私達の希望は座面が普通の高さで、背もたれの高いハイバックソファーでした。このハイバックソファーの難点は高さが出るため子供との相性はよくありません。

リビングのレイアウトとして、ソファーの後ろが壁にくっつかず、ソファーの背面が見えるような配置(下画像参照)の仕方もありますが、背もたれの上から子供が落ちるリスクがあるのでその配置はやめて、壁付けにすることにしました。

 

うちのソファーは下画像のような形で配置しています。

ソファーを壁付けにすることで、子供が背もたれの上に乗ったとしても落ちるのは側面だけとなりました。その側面もクッションでカバーしてるので、問題ありません。

 

子供が頻繁に背もたれの上に乗って遊んでいたので、壁付けにして良かったなと思います。とはいえ壁付けにできるかどうかはそもそも部屋の間取りによるんですよね。そこが難しいところです。

ソファの壁付けは、できたら嬉しいけど出来なくてもそこまで困らないとは思います。子供が大好きな高い場所はソファに限らずありますしね。

ちなみに私達は、そのうち買い換える前提でニトリの展示品の安いやつを子供ができる前に買っていました。が、猫も飼い始めて、ちょうどいい引っ掻き場所として使われているので、買い換えができるのはいつになるやら・・・(猫のしつけは子供より大変です)

 

 

ベビーフェンスでテレビに近づけさせない、おもちゃを隠してスッキリ見せる

子供がテレビを見るようになると、気になるのが視聴距離です。

何も言わないとほとんどゼロ距離まで近づいて見ています。それ本当に見えてるんですか・・・?って聞きたくなるほどの距離なので「こっちで見ようね」と言いますが、これも疲れます。あとなぜかテレビに頭突きして遊んでました。

テレビの近くに人工芝を置くといいよ、という事を聞いたので実践していた事もありますが、子供が怪我したのでやめました。詳しくは以下の記事に書いています。

赤ちゃんに人工芝は危険!40日で突破されるし怪我するしおすすめできません。

 

人工芝がダメだったので、ベビーフェンスを導入することにしました。このとき、既製品に満足できなかったので私達はベビーフェンスをDIYすることにしました。詳しくは以下の記事へ。この記事のあとに改造したので少し物は異なります。

既製品があるのにベビーサークルをDIYする理由とは?赤ちゃんからテレビを守りたい

 

うちはこのようにDIYのベビーフェンスでテレビや観葉植物などを囲って子供が近づけないようにしました。幅は2.7m、奥行き1mと大型のものです。

DIYしたため特殊な形になります。参考にならない恐れがあります、ご了承下さい。汗

テレビ周辺やベビーフェンス(青い囲い)はこんな感じです。

 

このDIYベビーフェンスは、TV高さとの兼ね合いにより高さを低め(50cm位)に作ったので、2歳半頃にはこのベビーフェンスをよじ登って超えられるようになりました。

市販品のベビーフェンスは高さ70cm程度あるので、それと同じ高さまで改造することも可能でしたが、そうしたとしてもイスを使えば超えられることには変わりありません。柵の高さを上げると、柵を超えて落下した時のリスクが高まると考えて、子供が柵を超えてもいいことにしました。

 

2歳半を越えて、比較的運動が得意?な娘はこの50cmのベビーフェンスを難なく越えられるようになりましたが、中に入ってもテレビに頭突きしたり観葉植物で遊んだりはしなくなったのでそこは少し安心です。

超えるのに労力を使うからか、そこまで頻繁には入っていない気がします。初めて超えられるようになった時は、それが楽しいのか頻繁に入っていましたが、それが当たり前になってからはあまり入っていない気がします。

 

このフェンスがあることで、普段テレビを見るときは視聴距離が著しく近くなることはないので、当初の目的は果たせています。テレビを見始めるとそれに集中するので、テレビをつけてから中に入ることは少ない印象です。

 

ところで、このベビーフェンスの中にはおもちゃの2軍を入れています。角度があるためリビングやダイニングで座っているとあまり見えませんが、上からだと丸見えです。また、フェンスの左側には子供が簡単に行き来できるおもちゃ置き場があります。

こうすることで、おもちゃのゴチャゴチャ感を減らしつつ子供におもちゃが選べるようにしました。フェンス内の2軍おもちゃは、フェンスを乗り越える前までは子供が言ったら親が取り出す方式にしていました。少し手間ですが、全てのおもちゃに手を出せるよりかはこっちの方が散らからないのでいいかな、と勝手に思っています。

この置き方だとおもちゃにホコリが溜まりますが、毎日ルンバで掃除しているからか気になったことはありません。

子供が頻繁にベビーフェンスを越えて行き来するようであれば、ベビーフェンスを少し改造することも検討しています。撤去してもいいのですが、リビングやダイニングで座っているときはテレビとおもちゃ周辺がスッキリして見えるので結構気に入っているんですよね。

このベビーフェンスをどうしていくかは今後のわが家の課題です。

 

 

キッズスペースはリビングのどこに配置する?

子供が主に遊ぶ場所はリビングのどこにしたら良いのでしょうか?

うちのは、ベビーフェンスに併設してテーブルとイスを置き、その周辺が主な子供の遊び場となっています。

 

間取りですとこんな感じです。テレビの前ですね。

 

キッズスペースは、散らかっていても邪魔になりにくい、目立たない部屋の端のほうを選びました。大人の動線に近いと邪魔になりやすいし、子供のおもちゃはゴチャゴチャしやすいのでリビングでも目立ちます。かといって、あまり見にくい場所だと子供に目が届かなくなってしまい心配になります。

また、ダイニングテーブルから遠いところにしました。食事するところからおもちゃが近いと、食事に集中できなくなる気がします。

 

リビングに併設される和室や小部屋をキッズスペースにされている方も多いと思いますが、うちはその部屋がないのでリビングの一角をキッズスペースとしました。リビングの一角をキッズスペースとした時のメリット・デメリットはどういったものがあるのでしょうか?

 

まずメリットとしては、子供に目が行き届きやすい。別室で見通しが悪い場合、窒息などの事故に気付きにくくなります。3歳未満は特にこのメリットは大きいと感じます。子供の遊び場に近いということは、子供ともコミュニケーションしやすくなります。子供との距離が近いので、大人はソファでくつろぎながら、子供と遊んであげたりすることもできます。

 

デメリットは、キッズスペースによってリビングが圧迫されることがあります。リビングの大きさによっては十分なキッズスペースが確保できなかったり、キッズスペースによって大人が快適に居られるスペースが圧迫される事も考えられます。

それと、おもちゃでリビングが汚くなりやすい、スッキリ見せるのが難しくなるというのもあります。家は家族のためにあるので、他人の目は気にしなくてもいいかもしれませんが、片付いていないと落ち着かない人にとっては抵抗があるかも。

また、おもちゃを収納する場所、遊ぶ場所が限られるので、大きなおもちゃ、例えばおままごとキッチンセットや室内用ジム、トランポリン、プラレールなど設置にスペースが必要なものは買いにくくなるといった事も考えられます。大型のおもちゃは子供が遊ばなくなった時の行き先にも困るので、なければないほうが嬉しいですが、少なからず制約はあります。

 

知人の家を見ていると、キッズスペースという明確な区切りがない家が多く、なんとなくテレビの前がそんな感じなのかな?というイメージでした。

それはうちも同じで、明確なキッズスペースという区切りがある訳ではなく、そこがメインというだけです。子ども用のテーブルとイスがあり、おもちゃを収納しているスペース付近をキッズスペースと呼んでいるだけです。

「なんとなくここが子供の遊び場」と決めておくと、そこで子供が遊んでくれる事が多いので片付けが楽になりますし、大人の生活ゾーンと重ならなくて助かります。

とはいえ、二歳~二歳半を超えたあたりから活動量が増加し、ソファーやダイニングテーブルなど、自分の好きな色々な場所で遊ぶことが増えました。もうこれは仕方ないので見守るしかありません。笑

 

 

キッチンはベビーゲートで守る

キッチンは危険がいっぱいです。刃物や食器はもちろん、コンロやオーブンなどもあります。LDKで子供から一番守りたい場所とも言えます。

うちではキッチンにベビーゲートを設置しました。知人宅では使っていない人達も多いようで、多数派ではないようです。

 

わが家の使い方としては、常に開け閉めするのではなくキッチンを使うときは開けっぱなしで、子供が来そうな時は開け閉めして使用という感じで使っています。月齢により使い方は変わりますが、わりと適当に使っています。

 

※以下の内容は商品・使い方・間取りによって異なります

ベビーゲートを2年使っている感想として、キッチンを一人で使っている分にはあまり気になりませんが、キッチンに二人いると少し邪魔だなと感じることもあります。ゲートがある場所は通路が狭くなるため、すれ違いがしにくくなるからです。ベビーゲートの開け閉めやフレームを足でまたぐ事などは、慣れたら気にならなくなりました。

 

ベビーゲートの扉によって、開閉できなくなるカップボードの扉や引き出しが発生してしまうのも悩ましいところです。うちはベビーゲートの扉が開いていると引き出しの一つが開けられませんが、使用頻度の低いものを配置することでカバーしました。

左手前にあるメインのゴミ箱(燃やせるごみ)はドアが開いていても開けられます。左奥にあるビン・カンのごみ箱や、右にあるペットボトルのゴミ箱はフタがないため扉が開いていても利用できます。

 

間取りやレイアウトによってベビーゲートを使えないケースがあるのも悩ましいところです。

うちは冷蔵庫側にベビーゲートを固定できるところが無かったので、余っていた木材を使って固定具を自作しました。それに加えて、ゲートが外れにくいように紐で固定しています。見えにくいところなので、適当に作りました。笑

これが無かったら、壁で固定しない自立型タイプしか設置できませんでした。自立型は子供に攻略されやすいという話を聞いていたので、つっぱり型の方が長く使えると思います。

また、ゲートがあってもルンバがキッチンを掃除できるように、底上げするパーツを自作し使っています。(2個前の画像参照)

 

柵付きベビーベッドから抜け出すこともできるうちの子供でも、ベビーゲートは足を掛けるところが少なく、ロックも複雑なので2歳半を過ぎても攻略できていません。体重をかけて本気で前後に揺すぶられると多分外れると思いますが、そういう場合は大抵近くに大人がいるので制止します。笑

子供からしたら「ゲートがあるし、親も入っちゃダメだって言ってるからやめとくか・・・」みたいな感じだと思います。攻略されないのは、柵付きベビーベッドを超える時と違って子供が本気で乗り越えようと思っていないだけかもしれません。

設置して2年半以上経過した感想としては、子供にいちいち「あっちで遊ぼうね」と言わなくて済むので、多少邪魔ではありますがあってよかったなと感じています。

私が料理している時は集中していることが多く、邪魔されると普段より厳しくあたってしまいます。そして大人は自己嫌悪して子供は泣いて料理は失敗するというオチになるので、忙しい料理中の安全安心を確保できるのは嬉しいポイントです。

 

とはいえ使っていない家庭も多いですし、これはやっちゃダメだよ!というのを聞いてくれる月齢になればいらなくなるので、他の人に「それいる?」と聞かれたら、なくてもなんとかなるけどあったら便利。って答えると思います。

 

 

デスクトップパソコンを子供から守る

デスクトップパソコンを置いていない方は次の項目へどうぞ!

 

デスクPCは子供の手から守るのが大変です。

テーブルの上に置いておけばいいのですが、邪魔だしファンがうるさいので下に置きたいんですよね。しかし、子供の手の届く位置だと遊び道具にされてしまいます。

まず電源を押されないようにします。ボタンは本体から凹むタイプのものだったので、厚紙を適量重ねてボタンに重ねて、ボタンだと解らないようにテープで貼ります。大人の力で強く押すとスイッチを入れることができるが、子供の力では押せないように調整すれば完成です。単純ですが今のところは攻略されていません。

 

次に、配線周りをカバーします。これは子供の見える範囲にケーブルとかがあるとかじられたり引っ張られるので、そこが触れないようにプラダン(プラスチックダンボール)を使ってカバーを作りました。別に素材はなんでも良いと思います。カバーは簡単にはその場から外れないように、パソコンや机で挟む、またはテープなどで固定しておきます。

配線周りは子供が一番興味を示していた場所でした。ハイハイがメインになる一歳半ぐらいまではよくいじってた気がします。机の下端より身長が高くなると、机の下に入るのに屈む必要があるため、ほぼ興味を示すことはなくなりました。

カバーをしたらカバーをかじるようになったので、カバーはボロボロになっています・・・

光学ドライブも子供は大好きです。これはWindowsのLock CDというフリーソフトを使ってイジェクトボタンを無効化しました。子供が遊び始めたら、機能停止させてごまかす作戦です。

 

キーボードとマウスも子供は大好きです。USB無線のものを使用していたので、使っている途中に取られたら、こっそり子供から見えないようにそれらの電源を切るかUSB受信側を抜き、満足するまで遊ばせることにしました。キーボードだとキートップが子供に取られたりしますが、おおげさに「あ~!壊したな~!笑」とか言ってれば子供も楽しんでくれます。安いキーボードだからこそできる技です。(私が使ってるものはキートップが外れてもすぐ直せます)

もちろん「これはパパが使ってるから、違うおもちゃで遊ぼうね」で納得してもらえる場合はそうします(笑)もしくは、使ってない別のキーボードを差し出して「こっちで遊ぼうね」で納得してもらいます。ダメだったら、別の端末で作業を続けます・・・

 

 

ジョイントマット、プレイマットは使わないことを選んだ

ジョイントマット・プレイマットは、知人宅を見ると何かしら使っている人のほうが多いように思いました。使わない人でも、ラグ・カーペットを使っているか、クッション性のある和室を子供の遊び場として割り当てていたようで、私のようにフローリングのリビングがメインで、何も敷かない人は少ない印象です。

これらのマットを使うかどうかは好みによると思うのですが、私が使わない事を選んだ理由を書きます。使っている人が気分を悪くしたらすみません。プレイマットは例えば以下のような商品です。

引用:アルジップマット PUプレイマット

 

まず見た目があまり好きになれません。素敵な商品もありますが、そうするとそれなりの値段になります。それを使う期間がどれだけあるかと考えると、あまり高いものは抵抗があります。

隙間にゴミがたまる、隙間が目立つ、ズレやすい、子供が剥がして遊ぶ・かじる、子供がマットの上で遊ばない等、デメリットが色々あると聞いていました。

これらのデメリットがあっても使用するのは、まず「子供の安全のため」があります。それ以外のメリットは、床のキズ防止、集合住宅での音の低減、冬の床の冷たさ防止などです。

 

床のキズ防止ですが、これは最近戸建ての新築に使用されているようなフローリングは、とてもキズに強いものが多いので、おもちゃで普通に遊んでいる程度ではキズは気にしなくても良いと考えました。試しにやってみたことがありますが、尖ったものでもなければ傷つけるほうが難しいほどに硬かった記憶があります。(床材によります)

音の低減は戸建てであれば関係ありませんし、床の冷たさは床暖房があるので問題ないと考えました。もし床暖房がなかったら・・・冬は気になるかもしれません。断熱性が低くなければ、空調を効かせておけばある程度は床も温まります。

 

一番重要であると思われる子供の安全、つたい歩き~しっかり歩きまでの転倒が気になるところ。結果から言えば、私達はここは割り切り、転んだとしても、床の平面に頭をぶつけるくらいなら大丈夫だろうという考えで、設置しないことを選びました。

とはいえ、よちよち歩きの時は転びやすかったし、頭をぶつけた時の音は大きいし、子供もギャン泣きするので最初は結構ヒヤヒヤしました。転んで口の中を切り、血を出したときは焦りました。転倒防止のリュックをさせた事もありましたが、動き回るうちに位置がズレる、横は守れない、子供が嫌がる、等の理由でほとんど付ける事はありませんでした。

転倒防止のリュックはこんなやつです。AmazonのCMで宣伝していて、かわいかったのでつい買ってしまいました。

引用:楽天 ベビーヘッドパッド

 

うちのケースでは、こういった商品で転倒防止を図れないか試しているうちに、子供が色々なところへ移動できるようになってしまったので、プレイマットを使ったとしてもすべての範囲をカバーするのは難しいし、それなら必要ないか・・・という結論になりました。

それから気になって調べてみると、幼児が室内で普通に転倒して事故になる情報はあまり得られませんでした。一例ですが、以下の冊子などを参照すると幼児の転倒を防止して下さいという事は書いてありません。(角に注意という記載はある)

参考:子どもを事故から守る 事故防止ハンドブック | 消費者庁

 

転倒したときに怖いのは、転んだ先におもちゃが落ちていた時です。これは、マットがあっても軽減効果は少ないと思います。ただし、厚みのある商品であれば軽減効果はありそうなのです。

うちの子供は歩きはじめが早く、気になるほど頻繁に転ばなかったため、マットを使わずに済んだとも考えられますので、子供次第な一面もあります。

 

家具の角は諦めたけど気になる

普通に転ぶのであれば、せいぜいたんこぶが出来る位でしょうが、角に顔をぶつけると歯が折れるといった事故に繋がる可能性もあります。

実際に私が子供の頃に(5歳ぐらい?)走り回っていたらテーブルの角に顔をぶつけて歯がグラグラしてしまうといった事がありました・・・。

以前に安価なテレビボードにコーナーガードを取り付けたとき、それが子供の興味を誘ってしまい、コーナーガードがかじられる事がありました。何度も貼っては取られる。しかも、テープを繰り返し貼ったせいか家具の角は表面の紙シートが剥がれてしまいました。

 

そのうち買い換えようと思っていた安価なテレビボードなら表面が剥がれても構いませんが、高価なダイニングテーブルや造作の棚が痛むのはできれば避けたいので、シールで取り付けるタイプは避けたい。(安価な家具の紙シート張りとは違い、ウレタン塗装のテーブルやメラミン樹脂シート張りの造作棚は傷まないと思いますが・・・)

うまく工夫をすれば何とかなるのかもしれませんが、シール以外の取り付け方法は見つからないし、検討している間になんとなく面倒になりそのままになってしまいました。そうして、結果的に諦める形に。

 

調べてみると、子供がコーナーガードを外してしまい、取り付ける親といたちごっこになるケースはよくある話のようです。強力なシールでくっつける程度しか、根本的な解決策は見つかりませんでした。

子供が大きくなると興味を失う事もあるため、そのときにまたつけ直すのも良いそうです。子供がよそ見しながら走り回ってるのを見るとハラハラするので、そのうち何とかしたいところです。うちの課題です。

 

コンセントから子供を守る

コンセントといえば、子供がいたずらする危険な場所という印象があります。目のつく場所のコンセントには、コンセントキャップを刺しておくと安心ですね。

 

うちも全てではありませんがコンセントキャップを挿しています。加えて、子供が触りやすい場所のコンセントには、家電のコンセントプラグを挿さないようにしました。こうすることで、子供がコンセントプラグを抜き差しして遊ぶことを防げます。

 

とはいえ壁のコンセントが都合のいい場所になければそれも難しいと思います。

そういった場合には下記のような商品もあるようです。うちでは使用していませんが、ねじでも取り付けることが出来るようなので、規格が合えば子供は取り外しできなさそうだし、良さそうだなと思いました。

Amazon 山崎実業 コンセントガード

 

ちなみに、コンセントにまつわる事故についても調べてみました。2017年の過去6年間では、子供の家庭内におけるコンセントの感電事故は約30件発生しており、死亡事故は0件だそうです。年間あたり5件ぐらいでしょうか。何歳までを子供と取り扱っているのかはわかりませんが、多い件数ではないと感じました。

参考:コンセント感電注意 子供の事故6年で30件、金属片など挿入 | 日本経済新聞

 

年間の日常生活事故による救急搬送される子供(14歳未満)が15000件程度として、そのうちの感電事故が5件だとすれば、割合としても少ない数です。そう考えると、あまりコンセントには神経質にならなくてもいいような気はします。

参考:子どもの事故を社会全体で防ぐ | 消費者庁

参考:【特集】 子どもの事故防止に向けて – 消費者庁

 

とはいえ、事故につながっているのも確かですし、何より私自身、小学生低学年のときに自分の部屋で感電したことがあるので(しかも何度も・・・)注意が必要なのは確かです。さすがに小学生ともなると、もう自分で注意してもらうしかありませんけどね。汗

 

使いやすいようにティッシュ等は複数設置、おむつグッズは手に取りやすい場所へ

記事にするほどの内容ではありませんが、うちは子供や食べこぼし等を拭くために少し多めにティッシュやウェットティッシュを置いています。幸い、うちの子供はティッシュにはあまり興味を示さないようなので助かります。

 

多いのかはわかりませんが、子供に対してティッシュを使うことが多いので使いやすい場所に分散配置しています。

おむつグッズは、2ー3歳ぐらいまでは子供用品の中でも特別よく使うもの。使うときは緊急事態な事も多いので、リビングの入り口かつどこからでも使いやすい場所に配置しました。

 

 

危ないものは子供の手の届かないところへ置くが、多少は妥協した

基本的に、少し目を離していても大丈夫なように、危ないもの、触られたくないものはすべて高所か目の届かない場所に置いています。

これで2歳頃までは何とかなっていましたが、2歳を過ぎた辺りからイスを使って高所の物を取ることを頻繁に行うようになりました。

3歳なりたての子供の身長が90cmとして、90cm+イスの高さ40cmで130cmまで手が届くとすると、なかなか子供の手の届かないところは少なくなります。

例えばペンやハサミ、子供に使う塗り薬などは使用頻度も高いので、「手の届かない場所」を意識しすぎると自分達が使いにくくもなります。危ない物は子供の手の届かないところへ・・・は基本ですが、その全てを実践するのは難しいと感じました。

 

そこで、子供の目につく場所で、通常の行動範囲内には危ないものを置かないようにし、イスに乗れば届くかもしれない高所には妥協して危ないものを置いても良いことにしました。できれば箱の中にしまう等として、子供の目につきにくいような努力をする。目に入らなければ、そこに手を出す可能性も減りますしね。

あとは、子供の手の届くところに冷蔵庫がありますが、一番下の野菜室にあるバナナを取ってしまう事が何度かありました。2歳児に冷蔵庫を漁られるのは嫌なのはもちろん(閉めてくれないし)ビニール袋や薬など危ないものも入っていますので、開けて欲しくありません。

そこはしばらくの間、不透明な袋の中にバナナを入れたり、薬は奥の方の見えないところに配置することで、開けてもあなたの興味のあるものはないよ?という事を装い、何とかやめてもらいました。しかし突然気が変わって開ける可能性もあるので、完全に安心はできませんがそこは妥協します。

 

ごみ箱を手の届かないところへ置く

ごみ箱には誤飲の原因となるようなものや、窒息の恐れのあるビニール状の物など、子供にとって危険な物が色々あります。仮にそれらがなくても漁られたら気になります。

「ここは危ないからあっちで遊ぼうね」と言って普段は聞いてくれるのですが、気が付くとゴミ箱をあさっていたり。好奇心旺盛な子供ほど興味を示すのでしょうか。

子供がゴミ箱に勝手に物を捨ててしまう事もあります。そういえば、一時期自分のおもちゃを勝手に捨てていたこともありました。

 

なので、うちではゴミ箱は基本的に子供の手の届かない場所に置くことにしました。
リビングのゴミ箱は3か所にありますが、ベビーフェンス内、パソコンスペースのテーブル上、ベビーゲートつきのキッチン内です。

ベビーフェンス内のゴミ箱はこんな感じ。普段はゴミ箱の周りにいけなくなっているため、簡単には手が届きません。

 

キッチン以外はイス等を使って頑張れば届く事もありますが、簡単には届かないので漁られたことはあまりありません。

一階の洗面所とファミリークローゼット内にもゴミ箱がありますが、そちらも棚の上に置いていますので、子供は届きません。

うちは柵の中に置くか、高所に置く事にしましたが、その他の対策としては、フタつきゴミ箱にしてチャイルドロックをかける、ゴミ箱を壁掛けにするといった対策もあるようですね。単純にゴミ箱を減らすのも一つの手です。

 

パソコンスペースのテーブル上のゴミ箱はこんな感じ。

 

保育園で覚えてきたのか、2歳頃から自分で使ったティッシュをゴミ箱に捨てる事を覚えたようですが、自分で捨てられるゴミ箱が無いので困っていました。ゴミ箱を手の届かないところに置くと、ゴミ捨ての「しつけ」が出来ないデメリットもあるようです。

そういえば寝室のゴミ箱だけは床に置いていますが、ここにはトイレで使ったペーパータオルのゴミしか捨てていないので特に警戒していません。しかし子供が興味を示したことはあまりないので、もしかしたら別のゴミ箱も普通においても大丈夫なのかも。

子育て世代のゴミ箱に関する話を聞いていると、子供にとってゴミ箱が気になる時期のようなものがあって、それが過ぎればゴミ箱を漁ることは減るという話を聞きました。とはいえ、子供が小さい頃はできればゴミ箱からは遠ざけてあげたいところです。

 

 

網戸は開けられないように棒で突っ張り

窓を開けていられる気候の季節っていいですよね。声の大きい子供が気になって開けられないケースもあるかと思いますが・・・笑

網戸にしていると気になるのが、子供が網戸を開けて外に落ちないかどうかです。うちは家の作りの都合上、リビング室内と屋外の高低差が60cm~70cmほどあり、一般的な家より高低差が大きいので気になります。机の上と床と同じぐらいの高低差でしょうか。リビングには窓が2箇所ありますが、下はコンクリートなので落ちたら怪我しそうです。

 

こうした事情もあり、網戸が開けられないように棒を取り付けました。ホームセンターに行った時についでに買ってきた1cm角ぐらいの木の棒です。突っ張り棒でやっている家もあるそうですが、屋外ですと錆が出そうなのでやめました。

 

これで内側からは網戸が開かなくなります。開けるためには逆側の窓を開け、棒を取り除く必要があるので面倒ですが「網戸は開かないもの」と思えば今のところ開かなくて困ったことはあまりありません。掃除の時とか、網戸側の窓から物を家に入れたいとき位でしょうか。

物の受け渡しなどで窓を開けたい時は、網戸と逆側の窓を開ければOKです。

網戸のロックができて、解除も簡単にできるような商品が売られていますが、粘着シールでくっつけるタイプが多く、粘着力が低下して外れてしまうとか、粘着が網戸に残るといったデメリットもあるようなので、原始的ですが木の棒を使うことにしました。

2年ほど設置して結果、少し劣化していますが強度的には問題ないようです。

 

 

ロボット掃除機でキレイな部屋を保つ仕組み作り

うちは掃除を楽にするためルンバ(ロボット掃除機)で一階の床掃除をしています。夜の1~2時に予約して掃除させており、およそ3年ずっと毎日掃除させています。

子供がいるからどこもキレイにしなくちゃ!という使命感はとくに無いのですが、なんとなくホコリや髪の毛が落ちてるのはちょっと嫌だな・・・と思ってしまうので、最初にルンバを動かすための仕組みづくりをしました。

毎日ルンバをかけていると床がキレイなので、子供が何か食べ物を落としても、すぐ拾ってセーフ扱いにして渡せるメリットがあります。笑

 

ルンバを毎日動かすのに必要なことは、最初の仕組み作りと、動かす前の簡単な準備です。

仕組みづくりは、まず床に物を置くことを減らせるように、収納や置き場所を用意します。うちのリビングだと、子供のおもちゃが入ったカゴやごろ寝用マットレス等が床に置いてありますが、それ以外はほとんど置いてません。物を床に置かないためには、色々なアプローチがあると思いますがそれはここでは省略します。注意するのはルンバが吸ってしまう可能性があるものです。電源コードや紐なんかは危険です。

 

そして、ルンバの通り道を作れるように、家具を調整します。うちのリビングだと、TV前にあるベビーフェンスやキッチンのベビーゲートです。ソファーはほぼ床にくっついているので、そこはルンバが通れなくても気にしていません。

ベビーフェンスの下の隙間はこんな感じです。

 

最初の仕組みづくりができれば、毎日の準備は1分もかからない程度のものです。(おもちゃの片付け時間を除く)

うちは夜中にルンバを動かして一階をすべて掃除しているので、最後に寝る人が準備をします。

  1. トイレと浴室以外の一階のドアを開ける
  2. 洗面所の足拭きマットを移動(ルンバと干渉する商品のため)
  3. こどものおもちゃを片付ける
  4. ルンバがうまく通れるように、ダイニングチェアを定位置へ移動させる
  5. 床に置いてあるクッションをソファーの上へ移動

 

1と2は歯磨きしながらほぼ無意識でできますし、4と5はやらなくても良さそうなのですが一応やっています。おもちゃの片付けさえなければ簡単です。

夜中にルンバを動かす事については、以下の記事もご参照ください。マンションでしたら、日中が良さそうですね。

ルンバの音を1年間検証。夜中の寝ている間に動かしてみた。

 

 

ドアのソフトクローズで指の挟み込み防止、脱出防止ができる

これは家作りの段階で取付けていると便利な装置ですが、後付けも可能です。

うちのドアには全て、ソフトクローズという装置が付いています。これは子育て家庭にとって嬉しい物であると共に、普段の生活においても便利なものですのでご紹介します。

ソフトクローズというのは、扉や引き出しが閉まる時の「バン!」という騒音を防止する装置で、家具の引き出しにも採用されています。特に引き戸は騒音が発生しやすいので、最近の新築の引き戸には標準的に使用されていますが、開き戸(いわゆるドア)にはあまり使われません。

 

このソフトクローズがあると、ドアが閉まる直前に扉が減速してから閉まるので、指の挟み込み怪我防止になります。挟まなくなる訳ではありませんが、それなりの速度でドアを閉めた時の力より減速されるので指の怪我を防ぐ効果があります。

ただし、あくまで効果があるのはドアノブ側だけです。ちょうつがい側は、減速による効果をほとんど得られないので、それに対しては別の商品を使う必要があります。

 

ドアの安全性に関する調査 | 東京都

上記の資料によると、

  • 約3人に1人は「挟まれた」経験あり。
  • 経験時の年齢は、2歳が最多。
  • 経験時の約6割は、自宅の室内ドアで発生。(内リビングは4割)

約10人に1人は挟まれてケガをしているという事で、死亡事故等にはならないとしても、もっとも身近で起きやすい事故なのではないかと思いました。

ちょうつがい側のほうがテコの原理が働くのでケガをしやすいように感じますが、調査によるとちょうつがい側が若干多い程度で、そこまで差はありません。どちらでもケガはしてしまうようです。ということは、ソフトクローズを設置をすれば、ケガをする可能性は半分近く減らせるということになります。

 

また、子供が小さい頃にはドアを開けにくくなるという効果があります。ソフトクローズがあると、開けるときに少しだけ力をかける必要があるため、子供には難しくなるようです。

押す側はいくらか楽なようですが、引く側はドアノブを下げながら体重をかけて引く必要があるので、体重の軽い子供には難しい動作になるようです。うちの子供は2歳~2歳半頃までうまく開けれなかったと記憶しています。

歩けるようになってから2歳半ごろまでと考えると短い間ですが、制御が難しい期間なのであってよかったかなと思っています。

もともと、大人が楽するためにつけたソフトクローズですが、子育てにとっても効果がありましたので今回ご紹介しました。

 

 

終わりに

これはあくまで私の経験から、3歳位までの子育てのリビングレイアウトについてまとめたものになります。

子供が幼い頃は安全性が大事でしたが、子供が大きくなったらコミュニケーションが取りやすいとか、自分で片付けしやすいとか、勉強しやすいといった、別の視点で考える必要がありそうです。

それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。

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