こんにちは、むいむいです。
最近は1歳半の娘の写真を撮るのにハマっています。どんどん成長するので撮るのが楽しいんですよね~。
ただ、撮れば撮るほど写真は溜まっていくのが悩みでした。
たまにプリントしたり、スマホで見返したりするのもいいのですが、もっと有効活用できる方法はないか?と考えて、デジタルフォトフレームを買いました。
初めて買ったのが半年前ぐらいですが、最近になって5台目を買いました・・・笑
この記事では、なんでデジタルフォトフレームを買ったのか?どこがいいのか?値段はいくらぐらいなのか?なぜおすすめなのか?デメリットは?といった事に触れていきたいと思います。
デジタルフォトフレームとは?
この記事をご覧になっているのですから、デジタルフォトフレームはご存じの事かと思いますが、軽く説明させてください。
デジタルフォトフレームとは、デジタル写真を表示に特化したディスプレイの事です。
普通のフォトフレーム(写真立て)と見た目は似ていますが、写真を飾る場所が液晶ディスプレイになっており、中に入れた写真データを表示します。
複数の写真を順番に表示していくことも、ランダムに表示させることもできます。切り替わる時間も選べます。
動画再生、音楽再生、カレンダー機能、スマホとの連携機能を持つ機種もあります。
サイズは5インチ位から20インチ位までと、幅広くありますが7~10インチ位が主流です。
内蔵記憶装置は商品によりあったりなかったりしますが、SDカードやUSBメモリなどが利用できるのが一般的です。
あとは外部電源を必要とするのが一般的です。
このデジタルフォトフレーム、10年前の2010年頃に流行った記憶があります。
しかし、スマホやタブレットが普及するにつれて「画像を見たいときに見る」用途としてはスマホなどのほうが便利なため、使われなくなりました。
いま2020年現在でどうかというと、ぶっちゃけ他人の家で一度も見たことないぐらい廃れています。
昔はソニーなど国内メーカーが製造していましたが、今や国内メーカーは全部撤退しちゃって製造しているところないんじゃないかな?笑
ネット通販以外だと入手も大変だと思います。1,2個ならお店に置いてると思いますが・・・
ただそんな状況であっても、私は「すごく素敵なもの」だと思って使用しています。
普段からよく写真を撮る人には超おすすめです。
逆に写真は全然撮らないっていう人には完全にゴミだと思います。すみません。
もちろん良い部分と悪い部分がありますので、それをこれから述べていきます。
なぜデジタルフォトフレームなの?
写真の活用方法と言えば、スマホ上で閲覧・送受信したり、インスタやSNSなどに利用することが一般的ですね。
それに加えて形に残したいのであれば、プリントしたものを印刷してフォトフレームに入れてみたり、フォトブックを作るといった使い道があると思います。
以前の記事では、エコカラットというタイルに写真を貼る方法をご紹介しました。

このように私も写真を印刷して利用する事はあります。
ただ、時間が経つと印刷した写真って飽きちゃうんですよね。
もちろん何十回かは見ますが、さすがに毎日見ていると飽きます。
これがデジタルフォトフレームだと、大量の写真を入れることが出来るため飽きにくいんです。
いま私が飾っている物には、娘が生まれてからの1年半分を3000枚ぐらい入れていますので、なかなか飽きません。
5秒で切り替わる設定にしていますから、全部順番に表示していくと、3000枚×5秒÷60秒=250分かかります。4.2時間です。長い。
以前は過去5年分として15000枚ぐらい入れてましたが、減らしました。笑
また、写真を活用する方法としてフォトブックもありますよね。
私もフォトブックは何度か作りましたが、やってみて私には向いていない事がわかりました。
作るのが遅いのもあり、力を入れすぎてしまうのもあり、1冊作るのに時間がかかりすぎるのです。
最初に作ったときは1か月ぐらいかかりました。ひどい。慣れても10時間とか・・・
自動で画像を選んでフォトブックを作ってくれるサービスもありますが、私には向きませんでした。
その点、デジタルフォトフレームはやり方さえわかってしまえば写真を入れるのは簡単です。
デジタルフォトフレームのメリットとは?
前章でも触れましたが、整理します。
- 大量に写真を入れることができるので、入れた写真に飽きにくい
- それでも飽きたら写真の入れ替えができる
- 印刷やフォトブックなどと比較して、アウトプットするのが楽
- 印刷した写真よりキレイに見えるケースも
液晶ディスプレイが発光しているため、部屋が暗くてもハッキリと見えますし、色鮮やかな写真であればパッと見でキレイに見える事が多い。
同じ明るさであれば本当は写真のほうがキレイなんですけどね。
ただし、液晶の品質にも左右されます。 - 機種によるが大きい画面で表示できる
私が使用しているのは8インチのデジタルフォトフレーム(アス比4:3)ですが、これは一般的な写真であるLサイズよりかなり大きく、2Lサイズより若干小さい位です。
8インチで表示される写真は結構大きく感じます。
iPhone12が6.1インチですから、小さい機種でも最低限それぐらいはありますね。
8インチのデジタルフォトフレーム(左側)とLサイズの写真(右側)は、これぐらいの違いがあります。 - 撮った写真を活用できる
最大のメリットは、もちろんこれです。
最近撮った写真はまだしも、1年前に撮った写真はなかなか見返しませんが、デジタルフォトフレームがあれば昔の写真も掘りだして表示してくれるので、長く楽しめます。
私は5秒ごとに写真がランダムに切り替わる設定にしていますが、次にどんな写真が出てくるか楽しみで、つい見とれてしまいます。 - 特定の人へのギフトに向いている
自分の親と祖母、妻の親で、あらかじめ写真を入れたデジタルフォトフレームを計3個贈りました。結構喜ばれたと思います。
今後、半年に1回ぐらいは中身のデータも更新していくつもりです。
更新などの手間はかかりますし、写真を入れてから贈る必要があるので多少面倒ではあります。
写真の入っていないデジタルフォトフレームを贈る場合は注意してください。
相手がそこに映したい写真を持っていれば喜ばれますが、そうでない場合は使われないのがオチです。
デジタルフォトフレームの使い方と電気代
デメリットを語る前に、デジタルフォトフレームの使い方について触れさせて下さい。
デジタルフォトフレームって、そもそもどうやって使うんでしょうか?
これは使う人が決める事だと思いますが、一般的には以下の三つです。
- 人感センサーで人が近くにいるときにだけ動作するようにする、または光センサーで室内が明るい時だけ動作するようにする
- 利用したいときだけ電源を入れる
- タイマーを設定し、一日のうち一定時間点けっぱなし
1の人感・光センサーは、デジタルフォトフレームにその機能があればいいですが、無ければ利用できません。
2の利用したいときだけ電源を入れるというのは、デジタルフォトフレームのメリットがありません。
そういった用途であれば、スマホかタブレットで見るほうが様々なメリットがあります。
この使い方だと、電源を入れるのが面倒で点ける事が減り、使わなくなるのでおすすめしません。
3のタイマーで点けっぱなしは私が利用している使い方です。
人感・光センサーがついている機種は少ないですが、タイマーはほとんどの機種が搭載しています。
6時から24時まで点けっぱなしなのでエコではありませんが、いつ見ても付いているのが便利です。
点けっぱなしだと電気代が気になるところですが、5W程度だと想定すると1日18時間計算で月75円程度です。※海外製品で消費電力が不明なので、類似製品で想定
今のところ月に100円以上の価値は頂いているので、私は電気代を気にせずに使う事にしました。
デジタルフォトフレームのデメリット
実はデメリットは色々あります。笑
しかしそれでも私が使うのは、メリットが強力だからです。
最近そこそこいいカメラを買ったので、写真を撮って活かさないのは逆にもったいないかな?と思いました。※Sony α7 III + Tamron 28-75 F2.8で25万位でした・・・
- 電気代がかかる
前述したようにタイマー起動の場合、月100円程度はかかります。センサータイプならもっと安くすみます。 - 値段が高い
新品で買うと5000~10000円ぐらいするのが難点です。
1万円払うなら、ディスプレイ付きのスマートホーム(後述)が買えます。
そこで、私のおすすめはメルカリで安い新古品を狙う方法です。
ギフトで貰ったけど使わないからという事で出品が多いようです。
私はこの方法で7~8インチのデジタルフォトフレームを、平均2000円で5個買いました。 - 国産品がない
現行で国産メーカーが製造していない?ので、商品説明もうさんくさい海外製品を買うしかありません。
それなら中古買っても同じじゃんと思ったので私はメルカリで買いました。 - データを入れるのが面倒
写真データをデジタルフォトフレームに入れるのがひと手間あります。
パソコンがあれば難しくありませんが、パソコンは持っていない・・・という人は大変かもしれません。
wifiやインターネット経由でデータを転送できるタイプもありますが、ひと手間必要なことには変わりありません。
また、写真データをそのまま入れるなら簡単ですが、加工して入れる場合は結構大変です。これは後述します。 - 写真の選別が面倒
これもちょっと大変なポイントです。
写真をなんでもかんでもデジタルフォトフレームで表示していいかと言うと違うと思います。
自宅に置くのであっても、自分達以外の人が見ることもあると思うので、例えば、肌の露出が多い写真、いちゃついてる写真なんかは抜いておいたほうがいいでしょう。笑
また、私はグーグルフォトに保存している写真の一部をダウンロードし、フォトフレームに入れていますが、このような場合メモ代わりに保存した写真や、フォトフレームで表示されても嬉しくない写真などが存在するので、それらを抜く必要があります。
ギフトで写真データつきデジタルフォトフレームを贈る場合なんかは、更に気を使う必要があります。 - こわれる
電子機器なので壊れる可能性はあります。
印刷した写真なら劣化することは少ないですしね。
可動部品はないので壊れにくい機械ではあると思いますが、毎日何時間も表示していたら電源や液晶のバックライトが壊れたりする可能性があります。 - 100Vの電源が必要
大抵のフォトフレームは、100Vの電源が必要になります。
ちょうどフォトフレームを置きたいところに限って電源がない・・・といった場合は少なくないと思います。
電源の確保も意識して設置位置を決める必要があります。 - 飽きそう
使ってたけど飽きたのですぐ使わなくなりましたという話も聞きます。
これは、入れていたデータの枚数が少ないか、見ても面白くない写真だったのではないかと思われます。
それは確かに飽きます。使用者が見ていて面白いと思う写真なら、飽きにくいと思います。
定期的に新しいデータを追加するか、入れ替える必要があります。 - ディスプレイ付スマートホームで良くない?
Amazon Echo ShowやGoogle nest hubなど、デジタルフォトフレームの代わりになるようなスマートホームもあります。
ただ、これらは1万円弱しますので、デジタルフォトフレームを安く入手するのと比較すると高くつきます。
それにスマートホームは、利用者が使い方を把握していない、またはインターネットに接続できない環境下にある場合、真価を発揮できません。
私はデジタルフォトフレームをギフトとして利用していたので、電源つけただけで写真が表示される、インターネット接続環境が無くても利用できる、というのは大事なポイントでした。
また、画像をちゃんと加工するのであればデジタルフォトフレームのようにアナログでデータをインプット出来たほうが使いやすいというのもあります。
逆にあんまりこだわらないからクラウドストレージに入っている写真を適当に表示しといてよ、とかそういった使い方であればスマートホームのほうが向いていそうです。
私のデジタルフォトフレームの詳細な使い方
デジタルフォトフレームの主な使い方は、前述した通りです。
ここでは具体的な使い方や、細かい部分にスポットを当ててみたいと思います。
まずは置き場所ですが、私はダイニング近くのラックの上にデジタルフォトフレームを置いています。
他に置ける場所としたら、玄関に置いて、出かける前や帰宅したときにチラっと見るのもいいですし、トイレで頑張ってるときに眺めてもいいですし、洗面所で歯磨き中に見てもいいですし、キッチンに置いてちょっとした隙間時間に眺めてもいいですね。
逆に設置に向かない場所は、テレビの近くとかだと不要なときに視界に入ってきて邪魔ですし、寝室に置くのも少し違うかな?と私は思いました。
私が主に使っているデジタルフォトフレームは、apemanというメーカーのDF809です。
どうしてこれを使用しているかと言うと、1024×728という比較的大きい液晶解像度だったことと、たまたま中古が安かったから。
ここから若干難しい話になりますので、読み飛ばしてください。
デジタルフォトフレームの悩ましいポイントとして、縦の写真をうまく表示するのが難しいという点があります。
というのも、スマホで写真を撮るとき、縦で撮影されることが多いかと思います。逆にデジタルカメラで写真を撮るときは横が一般的です。
デジタルカメラでもスマホでもどちらでも撮影するが、その両方をデジタルフォトフレームに入れるといった場合が問題です。
デジタルフォトフレームを横向きで置くとすると、縦の写真は通常の半分程度に縮小されて左右は黒塗りされるか、中央だけ表示されて上下はばっさり切り落とされてしまいます。
これは設定によるところもあり、うまく処理してくれるデジタルフォトフレームもありますが、そうでない場合が多いようです。
私はこの問題を、横優先にしつつ縦も上手く表示させる工夫をしました。
まずデジタルフォトフレームのアスペクト比は16:9のものではなく、4:3のものを選びます。
すると一般的なワイド型ディスプレイと比較して正方形に近づくので、縦の写真も表示しやすくなります。
加えて、縦の写真はスクエアで切り抜き加工をし、横の写真は4:3で切り抜きをします。
こうすると縦の写真も横の写真もそこそこうまく表示できます。
縦か横のどちらかが多数派で、どちらかが少ししかないなら、あまり気にしなくても大丈夫です。
縦横のサイズ調整をするなら、もっと色々やっちゃえ!という事で、IrfanViewというWindows向けソフトを使って色々処理しています。具体的には、下記の通りです。
- 手持ちの画像から、デジタルフォトフレームに表示させたくない画像を除外
- 縦の写真はスクエアで切り抜き、横の写真は16:9から4:3で切り抜き
- デジタルフォトフレームの解像度に合わせてリサイズ(ファイルサイズが大きいと処理が重いため)
- 撮影日時を画像に書き込む
- デジタルフォトフレームの液晶に合わせて明るさ、色の濃さを補正
これはやり方を覚えておき(もしくはマクロ化しといて)画像に対してまとめて処理します。
最初は面倒ですが、2回目からは一瞬でできます。
こうして、画像をデジタルフォトフレームに最適化をすることができました。
撮影日時を画像に書き込むのは特におすすめです。
写真が多い場合、これっていつの写真だっけ?というのが一目でわかります。
終わりに
デジタルフォトフレームは、いいものです。
スマホやタブレット、パソコンで写真を見るのもいいですが、デジタルフォトフレームには「かってに流して表示してくれる」というメリットがあります。
使いこなすのがなかなか難しいのも確かです。
もっと簡単に利用できるデジタルフォトフレームがあればいいと思うんだけどなー。
スマホのカメラが年々高度化しているので、すてきな写真をたくさん撮りためている人もいるかと思います。
ぜひ、写真の活用にデジタルフォトフレームを検討してみてください。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。
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