こんにちは、むいむいです。
私の家のキッチンカウンターには、エコカラットを取り付けておしゃれな雰囲気を目指しました。
このエコカラットは高級感があって良いのですが、表面がざらざらしているので写真などが貼り付けることができないというデメリットがあります。
しかし、一工夫することでエコカラットに写真を簡単に貼り付けることができます。
この記事では、そのやり方についてご説明します。
エコカラットに写真や絵は貼れない
エコカラットは表面がざらざらしているので、粘着テープやシールといった類の物は貼り付けることができません。
タイルですから、画鋲なども打つことはできません。
タイルの間の目地を狙って画鋲を打てばいけるかもしれませんが、私の家では画鋲を打つのは難しいなと思いました。タイルが傷つく恐れもあるので、やめたほうが良さそうです。
写真や絵を飾りたいのであれば、通常でしたら上部にピクチャーレールを設置するか、飾るための棚を用意しておく必要があります。
しかし、後から貼りたくなった時には有効な方法がありません。
ピクチャーレールというのは、このように壁面の上にレールを取り付けて、そこから写真や絵などを吊り下げる方法です。
むいむい家は、エコカラットに合わせてキッチンカウンターに横長の棚を用意しておいたので、ここに写真などを飾ろうと当初は思っていました。
ただ、今は一歳半の娘がいるためこの棚に写真などを置いていると根こそぎおもちゃにされてしまいます。笑
なので、エコカラットに直接貼れる方法はないか検討し、それが比較的うまくいったので記事にする事にしました。
貼れるエコカラットの種類は?
ここで説明する方法は、エコカラットに目地がないと出来ません。
目地が無くてもタイルにオウトツがあればいけるかもしれませんが、おすすめはできません。
目地とは、下記の写真にあるようなエコカラット同士の隙間の事です。
エコカラットは種類により目地あり・なしの標準施工方法が決められています。
目地ありが推奨なエコカラットであっても、現場の事情により目地がなくなったり、逆のパターンもあります。また、目地があっても場所によって隙間の幅が違う事がありますので、取り付けたい場所の確認が必要です。
むいむい家は正確にはエコカラットプラスという商品ですが、汚れなどに対する性能が異なるだけで、模様や大きさはエコカラットもエコカラットプラスも同じなので、プラスがついててもついてなくても施工できるかどうかに関係ありません。
むいむい家で施工したエコカラットは、グラナスルドラのベージュという商品です。
エコカラットの中でもグラナスルドラは人気な種類で、ショールームで展示されている事も多く、標準施工も目地ありなので、この方法で写真を展示するには向いている種類だと思います。
エコカラットに写真を貼る方法とは?
簡単に説明しますと、まず写真をスチレンボードという板に貼り付けてフォトパネルを作ります。
そのフォトパネルの裏にL字のフックのようなものを取り付けます。
そのフックをエコカラットの目地に差し込む事によって、写真とフォトパネルを壁に貼り付けることができます。
むいむい家はこの方法で2ヶ月ほど展示していますが、今のところ特に問題は起きていません。
スチレンボードの厚みによって写真が浮き出て見えるので、思ったよりおしゃれに仕上がります。
時間経過や、風が強いと落ちてしまう事もあるかなと思いましたが、今のところ問題はないようです。
ただ固定力は弱いので重量のあるボードや、大きな写真には向かないでしょう。
私は今回、2L板の写真を使用しました。
詳しい作り方
これは私が行ったやり方ですが、このままでなくても全然問題ありません。好きな方法で作りましょう。
準備するもの
貼りたい写真
1mm以下程度の厚紙、または不要な写真(目地より薄いもの)
片面のり付きスチレンボード(のりなしでもok)
テープ(セロハンでも、マスキングでも)
よく切れるカッター
カッター用のマット
のり付きスチレンボードは、ダイソーで「貼れるボード」というのを買いました。
厚さは5mmですが、多少厚みがあるほうがかっこよく仕上がるようです。
スチレンボードを切ってフォトパネルを作る
まず、スチレンボードを写真のサイズぴったりに切断し、写真をスチレンボードに貼り付けます。
ここは下記のサイトがわかりやすいと思いますので、そちらを参考にして下さい。汗
私は立体的に見えるように側面を斜めに削る工程は省略しましたが、ほとんどやり方は同じです。
写真パネルは簡単に自作できる!10分でできる作り方のご紹介。
こちらが作成したフォトパネルです。
慣れて来ると一枚作るのに5分程度ですが、最初は結構時間がかかります。写真と同じサイズにスチレンボードを切るのが意外と難しいので注意して下さい。
また、のり付きのスチレンボードの場合、切るたびにカッターにノリが微妙に付着してしまい、切れ味が悪くなります。
カッターの切れ味が悪いと、切断後のスチレンボードの断面がぱっと見てわかるほどに汚くなるので、定期的にカッターの刃をティッシュなどで拭き取ることをおすすめします。
のりなしのスチレンボードに、はがせる両面テープや、マスキングテープをくるっと巻いて両面テープ代わりに写真を貼るのもいいと思います。
その場合はカッターで切るのも楽ですし、飽きたらスチレンボードは使いまわして写真を交換することが出来ます。
ただその場合、のり付きスチレンボードに写真を貼るよりかは写真が反ったり、写真とスチレンボードの間に隙間がらできてしまい見た目が微妙になる恐れもあるので、注意が必要です。
フォトパネルの裏にフックをつける
エコカラットへ固定するために、フォトパネルの裏にフックを取り付けます。
フックと言っても、紙を折り曲げただけのもので十分で、厚紙か不要な写真から作ります。私は不要な写真を利用しました。
ハサミで切り取って適当なサイズにします。私はフック部分が5mm、フォトパネルにくっつく部分が10mm、全体の幅は100mmくらいにしました。
このフックを、テープでフォトパネルに取り付けます。位置はなるべく真ん中で、エコカラットに貼り付けた事をイメージして、高さを決めます。
フォトパネルを壁に取り付ける
ここまで出来たらあとは設置するだけです。
フックの位置と目地の位置が合うようにして取り付けます。
並べて飾ってもいいですし、ちょっとズラしてみてもいいかもしれません。うちではそのようにして飾っています。
終わりに
エコカラットにフォトパネルを張り付けるこのインテリアは、来客に結構評判がいいようで、よく注目されます。
私も他のところではあまり見た事がないですし、お金も大してかからないので気になった方はやってみてはいかがでしょうか。
そもそも、エコカラット自体あんまり見かけないんですけどね・・・。
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