こんにちは、むいむいです。
前々回はリビングのワークスペースで第一に優先した事を書きましたが、今回はワークスペースを作るうえで気を付けた事について書きます。
前々回の記事はこちらから。
本記事は、注文住宅の計画で気を付けたことについて記載していますが、マンション・賃貸や建売住宅でも該当する項目もありますので、よろしければご参考にして下さい。
直射日光が入らないような位置にする
ワークスペースというと仕事場所・作業空間という意味ですが、ここでは主にパソコンや勉強などを行うスペースとして考えます。
パソコンや勉強を行う上では、まず直射日光や反射した光が入らない位置であることが望ましいです。
というのもパソコンをしているときに画面に光が差し込んだら見にくいですよね。
テレビも光が差し込んだり光の反射があると見にくいのと同じです。
勉強ならまだいいかもしれませんが、できれば室内の安定した光のほうが望ましいです。
これはむいむい家のワークスペースの位置と、光の入る方向を示しています。
ワークスペースには、東・南・西ともにどこからも光が直接差し込まないような配置にしました。
私の職場も、冬の朝だけはバーチカルブラインドの隙間から光が差し込んで画面が見にくくなり、イライラする事があります。涙
冬は太陽光の差し込む角度が低くなるので、思ったより室内の奥まで光が差し込むことがありますから注意が必要です。
また、冬場だけならいいかもしれませんが、電子機器や書籍などは直射日光で傷むので当てないほうが良いという理由もあります。
周辺に窓を設置しない
もし新築されるのであれば、ワークスペースの付近には窓を設置しないというのもいいかもしれません。
通気用に小さな窓が欲しいとか理由があれば構わないと思いますが、光を取り入れるという理由で付けるとワークスペースでの作業に眩しいため年中シェードカーテンやロールスクリーンで覆いっぱなしになってしまう可能性があります。
私の実家にはテレビの向かい側に小さな窓があるんですが、ここから光が入ってきたり、映り込んでテレビが見にくくなってしまうので年中シェードカーテンで覆われています。
それだけならまだしも、映り込みが激しい時間帯はカーテンだけで防げないので困っています。これでは何のためにつけたのかわかりません。
むいむい家もワークスペースの裏に窓を設置することが可能だったので悩みましたが、結局付けるのをやめました。
専用の照明を用意
リビングやダイニングの照明でワークスペースが暗くならないなら問題ありませんが、少し離れているのであれば専用の照明を用意するのもいいと思います。
夜に作業するときなどパソコンの周辺が暗いとディスプレイが明るすぎて目が疲れる要因になります。
むいむい家はワークスペースの上にダウンライトを設置し、手元にスイッチを用意しました。
ちょっと明るさが足りなくてパソコンがみにくいんだよな~って時に点けます。
もしここに付けなかったとしたら、ディスプレイの裏に間接照明を入れるとかしていたかもしれません。
引用:パソコンディスプレイに間接照明 | メグメグの好奇心♪♪シンプルな収納とインテリア
余談ですが、iPhoneやiMacなどの一体型パソコン、または照度センサーを搭載したノートパソコンなどはディスプレイの輝度が自動調節されるようになっているケースが多いですが、それ以外のパソコンはディスプレイの輝度自動調節機能がないため、周辺が暗くてもディスプレイは明るいままです。
そういった場合は周辺の明るさのほうを調節してあげたほうが、目には優しいですね。
テーブル・デスクを置いたときのイメージをする
注文住宅であれば、ワークスペースのテーブルは造作で作ることもできます。
引用:【造作デスク】リビングに本棚付きパソコンカウンターを作っておしゃれインテリアを目指す【ワークスペース】家づくり,壁紙,収納|ノジ子のこどもアンテナ
家具と造作のどちらがいいのか?という問題は難しいのでここでは省略しますが、私はモニターアームを使いたいという事と、テーブル表面が劣化してきたときに交換が簡単という理由を元に、家具を選択しました。
では、家具はどんなものを使うのでしょうか。
素材やメーカー等はあとで決めてもいいのですが、サイズは最初にイメージしておいたほうが良いと思います。
というのも、買ったテーブルを置いてみたら柱・他のカウンター・窓枠・スイッチ・コンセント・幅木などと干渉してしまった・・・というケースがよくあるからです。
家があるなら、テーブルを買う前にサイズをイメージ。
間取りを検討している段階なら、これぐらいのサイズのテーブルを置こう、というイメージをして間取りを決めましょう。
椅子・チェアを置いたときのイメージをする
テーブルと同様に、椅子を置いたときのイメージもします。
こういった位置にワークスペースを設置した場合、ワークスペース用の椅子とダイニングチェアが干渉してしまいます。
干渉することがわかっていれば、ダイニングチェアの片方はベンチにしたり、ダイニングチェアをワークスペースと兼用の椅子にしたり、ダイニングチェアをの座面は回転式にしたりと対策はできます。
しかし、干渉する可能性に気づかずに両方買ってしまうと、あとで使いにくくなります。
複数並べて置く場合は十分に置けるスペースが確保できているか。
後ろにスペースが少ない場合は椅子が引けるスペースがあるかどうか。
椅子のアームパッド(ひじ置き)はテーブルなどに干渉しないかどうか。
椅子まわりにスペースがあれば問題ありませんが、スペースが少ない場合はできるだけイメージを固めた上でワークスペース作りを考えたほうが良さそうです。
ワークスペースを床暖房の範囲に入れる
これから建築して床暖房を導入する場合に限りますが、床暖房の範囲にワークスペースが入っているか確認が必要です。
ワークスペースというとだいたい部屋の端っこになるので、微妙にそこだけ床暖房の範囲外になっている・・・という事がよくあるようです。
私の実家もコレで、ダイニングの奥まで微妙にカバーされていなかったのでワークスペースの下だけ微妙に冷たいという事になってしまいました。
むいむい家は床暖房の範囲を打合せしたのでワークスペースの下までカバーされていますが、こういった壁や柱に囲まれた場所はカバーしにくいので注意が必要です。
打合せするまでこんな形ができるとは知りませんでした。
ただし、リビングダイニングから離れた位置にある場合は、ワークスペースのところだけ追加で床暖房をつけると追加費用がかかりますから、あえてつけないという選択肢は全然アリだと思います。
ワークスペースのコンセントはどこに付ける?
同様にこれから建築する場合に限りますが、コンセントの位置はよく考えたほうが良いと思います。
私は下に付けたほうが汎用性が高いと思いますが、好みによるところもあるかも。
テーブルより上部にあると、電子機器が増えた時に複雑になった配線を隠すための工夫が必要になりますが、テーブルより下にあればそのあたりを隠すのは簡単です。
電源を頻繁に抜き差しする予定があるなら、コンセント側が固定されていたほうがやりやすいので、上にもあるといいでしょうね。
一番いいのは上にも下にもあることなんでしょうが、上で必要になったら下から延長コンセントタップで伸ばしてくるのでも十分かな、と個人的には思います。
テーブルより上部に取り付ける場合は、テーブルと干渉しない高さにしつつ、目立たない場所にしましょう。
むいむい家はここにマルチメディアコンセントを用意しました。
赤ちゃんがいじるので、コンセント回りはプラダンで箱を作って隠しています。
コンセントの種類としては、ワークスペースなのでマルチメディアコンセントであることが望ましいですが、うちは全部wifiでネットに接続しているので結局有線LANは使用しておりません。
ワークスペースに引き出しや収納は必要?
これは悩みどころですが、むいむい家はテーブルの幅で120cmという、引き出しを作るには余裕があるとは言えないサイズだったので引き出しは付けていません。
テーブルの下に引き出しがつくタイプは足と干渉するのが嫌なのでやめました。
かといって下の横に置くと今度はパソコン本体と干渉します。
もともと、パソコンをするためだけなら引き出しは不要だと思っていた事と、以前のアパート暮らしではパソコン周辺に置いているものは何もなかったので、引き出しはいらないかな~と割り切りました。
子どもが大きくなったら勉強するスペースとして使ってもらおうと思っているダイニングテーブルには、近くに大きめの収納を用意しています。
その代わりにワークスペースに収納はありません。
もし必要になったら、机の上かパソコン本体の上に少し物を入れられるスぺースを作ろうかと思っています。
引出しや収納は無いよりあったほうが良いとは思いますが、むいむい家は無しで何とかなりました。
終わりに
ワークスペースはこの家で唯一の私の個人的なスペースです。
なので特に力を入れて作った場所かもしれません。
ワークスペース専用のオフィスチェアを導入するつもりが、いまだに買ってなくてダイニングチェアを流用しているのが悩み。
実用性と価格重視で検討中です。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました!
コメント