こんにちは、むいむいです。
いきなり何を言ってるんだコイツはと思わないでください。
家を買うという大きな決断をすることは、就職活動になんだか似ているなと思うことがあったので書いてみました。
就職活動やマイホーム購入の目的とは?
就職活動の目的といえば、ありったけの自分を出して、できるだけ自分が入れる限りの良い会社に入ることですよね。
もしくは「自分に合った会社を探すこと」でも構いません。
とにかく内定を貰わないと話になりません。
就職活動の目的は内定を貰うこと。それも正しいです。
しかし、入った後に「なんか違うな・・・」と自分と会社でミスマッチがあってはその後に苦労してしまいます。
就職活動の目的の本質は、就職をして、仕事をして、自分の人生を豊かにすることだと思っています。
仕事ですから、多少大変なことがあるのは仕方ないとも思いますが、まったく自分に合わない、望まない仕事をずっと続けるのは辛いと思います。
マイホーム購入の目的も、買うことだけが目的ではありません。
自分達の人生を豊かにするために、マイホームを買うんです。
通勤が楽な家、外観がおしゃれな家、面積が広い家、コスパが良い家、断熱性能や気密性能が良い家、耐震性に優れた家、先進的なシステムを持った家・・・、あなたにあった家はどんな家でしょうか?
すべてを兼ね揃えた家はありません。
それが本当に必要なのかをしっかり考えて、購入を検討しましょう。
マイホーム購入の本質は「自分達が望む家に住んで、豊かになること」です。
家を買うのは簡単か?
では、自分達が望む家とはどういったものなのか。どうしたら豊かになるのか。
それは簡単に答えが出る問題ではないと思います。
自分達が本当に何を望むのか、わかっているつもりでいても、実際に買ったら違うなと思うこともあるでしょうし、ライフスタイルが変われば望むものが変わる事もあるでしょう。
「家は3回建てないと理想の家にはならない」という格言?がありますが、これは家を買うことの難しさを表現しています。
家を買うことは簡単ではありません。
就職活動も同様に簡単ではなく、自分に合った会社がどれかなんてわからないから、なんとなく良さそうな会社を受ける。
内定を貰えるかもわからないし、期限もあるし、相手からもらえる情報も限られているから、選択も難しい。
家を買うことと就職活動の違いは、買い手市場だということと、時間はいくらかけてもいいし、情報はいくらでもあるということ。
だから就職活動に比べれば簡単に思えてしまいますが、一番大切な「自分が本当に望むのは何か」ということを常に心の片隅に置いておかないといけません。
自己分析
就職活動で一番重要なことは自己分析と言われています。
自己分析がしっかりできていれば、自分に合いそうな会社もわかりますし、面接の質問にも柔軟に答えられますね。
家を買う上でも最も大事なのは自己分析だと思っています。
何が自分にとって大事で、何が大事ではないのか?
立地か?通勤か?外観か?間取りか?日当たりか?周辺環境か?収納か?
自己分析の結果、実は必要なのは家ではなかったとか、賃貸でよかった、という結論に至ってもそれはアリですよね、不要なものを買う必要はありません。
私達も自己分析をもとに家を建てましたが、最初に大事なことをリストアップしたおかげで「何を捨ててもいいのか」が明確になり、家作りの基礎になりました。
私達の自己分析については別の記事にしたいと思います。
立地なんて別に気にしない!大きな家が欲しい!と思っていても、後々よく考えてみたら立地は大事だった・・・とか、大きなリビングがいい!とその時は思ったのに、実は大事なのは収納だった・・・というのはよくある話です。
家作り・家探しは、突然重要な決断を迫られる事があります。
その時に備えて、普段からどんな家にしたいかを考えて、または夫婦で話し合って準備できるといいですね。
業界研究
業界研究は相手のことを知ることです。
ここでいう相手とは、建築業界・不動産業界であり、家探し・家作りに対する広義の意味です。
私は建築関係の仕事をしていますが、この業界のことを知り尽くしているかと言われたら、ほんの一握りのことしか知りません。
(私が無勉強なだけかもしれません)
建築関係者ですらそうなのですから、一般の人にとってはもっと何もわからない状態だと思います。
就職活動でも、今後自分が働き続ける業界のことを調べますよね。
将来性はあるか、やりがいはあるか、給料はいいかとか・・・
業界や仕事に対する知識をつけることで、企業を絞り込むことが出来る。
家を買う上でも大事なのは、家作り・家探しに対する一般的な知識です。
別に深くなくてもいいので、広く浅く色んな知識があるといいと思います。
知識がないと、どこから家を買っていいのか、何から手をつけたらいいのかも何もわかりません。
「残業もないし競争も無いから楽だよ~」って言われて入った会社がブラックだった、っていうのもよくある話ですよね。
家作り・家探しも、知識がないと相手の望むようにされてしまいます。
企業研究
自分の事と相手の事がわかっていれば、物件や会社を選ぶのはそんなに難しくありません。
ですが、就職の会社説明会で説明されるのは基本的に良いことしか言われません。
せいぜい、離職率は何%だとか、残業は平均的にこれぐらいだとか、そんなもんですよね。
どんな事にしてもそうだとは思いますが、住宅の営業マンも都合の悪いことは基本的に言いません。
この悪い事は何なのか、を見抜く必要があります。
何らかのメリットがあれば、デメリットもついてきます。(コストアップとか)
当たり前のことですが、つい忘れてしまうんですよね。
質問すれば教えてくれるでしょうが、知識が無ければ質問することもできませんし、そもそも気づきません。
建売住宅なら、注文住宅と比較して住宅設備のグレードが低いのは当たり前です。
ですが、彼らはそんな事は言いませんし、立地が良ければグレードなんて気にしない人もいますから、あえて言う事はありません。
注文住宅だからといってそのハウスメーカーや工務店で出来ること、できないことはあります。
しかし、一般の人からしたら何ができて何ができないのか、なんてことはわかりませんし、そこまでする人も限られているのであえて言うことはありません。
これらを見抜くのは大変ですし、家作りや家探しを始めてみないとわからないこともあります。
ですが、自己分析に加えて知識があれば判断できる事は多くなっていきます。
ここまで書いてみて
別に就職活動に似てるかといわれるとよくわからなくなってきました。
ですが、せっかく書いたので公開します。
まとめ。
そこに住んで豊かになるかという基準を忘れない。
どうすれば豊かになるか自己分析する。
幅広い知識をつける。
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