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私が10万円のヘルシオAX-XA10を買った理由と検討内容、設置まで

10万円のスチームオーブンレンジ、ヘルシオAX-XA10を買いました。

大抵の人は「レンジに10万・・・?マジ・・・?」という感想だと思います。

わかります。私も最初はそうでした。

しかも正確には11.5万円です。(2021年1月時点)

 

しかし、私は楽をするのが大好きなので、生活が楽になることなら何でもやります。

ガス乾燥機、食器洗浄機、ロボット掃除機、家事が楽な間取りの家・・・と、色々取り入れてきましたが、料理だけはまだ改善の余地があります。

今回は料理を楽にするために、高機能レンジの購入を検討し、ヘルシオを選択し、どこに惹かれたのか、どこが良かったのかを語りたいと思います。

 

この記事は買って間もない間に書いていますので、事実と異なる事が書かれている恐れもありますので、ご注意ください。

なお、通称「ヘルシオ」には、電気調理鍋の「ホットクック」と過熱水蒸気で調理する「ウォーターオーブン」タイプがありますが、当記事で紹介するのはウォーターオーブンです。

 

 

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購入した感想

最初に買ってどうだったかをお伝えします。

うちは共働き夫婦+娘1歳後半の家庭で、料理の意気込みはたぶん普通ぐらいです。

夜はおかず1品に、副菜や汁物は2回に1回とかそんな感じ。

 

この記事はヘルシオを買ってから2週間後に書いていますが、今のところヘルシオは買ってすごく良かったと感動しています。

なにより、料理がおいしい!!

「今まで作っていた料理とは一体なんだったの・・・?」と妻が言っていましたが、おっしゃる通りだと思います。

特に蒸しが関係する料理は別格で、普通の価格帯の外食より美味しい。

レンジに物を入れてさえしまえば後は手がかからないので、料理も楽になりました。

メニューの選択と食材のセットを間違わなければ、生焼けだったり焼きすぎたりといった失敗もありません。ほとんどいい具合に仕上げてくれます。

 

デメリットが無いわけではありません。

加熱時間が物によっては多少長かったり、メニュー選択を間違えたり、食材のセット方法を間違えると失敗することもあります。

ヘルシオウォーターオーブンという製品を理解するのにもたぶん時間がかかります。

中には得意ではない料理もあります。

 

それでも、トータルで考えたら買って大満足だと言えます。

10年使えるとして、10年で10万円、年間1万円でこれだけのメリットが得られるなら全然払う価値があります。

細かいメリットデメリットは、まだ使い始めなので1年後ぐらいにでもレビューしたいと思います。

それでは、実際に購入を考えるところから細かくお話したいと思います。

 

高機能レンジの購入のきっかけ

冷蔵庫を買ったときに家電量販店でポイントをもらったのが事の始まりでした。

最近のレンジは自動調理でいろいろできるので便利、という話を耳にしていたので、3万円分のポイントを使って少しいいオーブンレンジでも買おうかな。と検討を始めます。

それがお店で2番目に高いレンジを買うことになるとは知らずに・・・

 

家電量販店で並んでいるのを見ると、種類がありすぎてどう検討していいのかよくわかりません。

そこでまずは店員さんに軽く案内して頂きました。

中ぐらいのグレードの製品だと、ほぼ4つの家電メーカーに限定されるようです。

重量計量など、多機能センサーでレンジ機能が特徴なヘルシーシェフ(日立)

ガス釜並の高温が出せる、オーブン機能が強い石窯ドーム(東芝)

レンジとヒーターの合わせ技・両面焼き・自動調理が強いビストロ(パナソニック)

過熱水蒸気調理に特化したヘルシオ(シャープ)

という事が何となくわかってきました。

 

上位機種の値段はビストロ>>ヘルシオ>石窯ドーム>>ヘルシーシェフです。

まずヘルシーシェフは計量でレンジ機能が強いとの事でしたが、レンジだけであれば今ある電子レンジだけでも一応足りているので候補から除外しました。

石窯ドームは高温オーブン機能が強いとのことで、肉料理やパン作り等には良いそうです。肉が美味しいのには惹かれますが、ヘルシオやビストロと比較するとアピールポイントに弱い気がしました。

残ったのはヘルシオとビストロですが、最初はいまいち違いがわかりませんでした。

どちらも電子レンジやオーブンといった機能に加え、過熱水蒸気調理ができるとのこと。

作れるレシピなどを見るとどちらも似たり寄ったりな感じはあります。作れるものが同じなら、変わらないのでは?と。

 

ヘルシオは物によって20~30分加熱が必要なレシピが多いように感じましたが、ビストロは加熱10分で作れるレシピを多く用意しているようです。

共働き世帯としては、帰宅してからご飯を作るためスピードは大事です。

加熱20分ぐらいならまだしも、30~40分だと長いなーと。

時短料理に強いということで、最初はビストロに惹かれていました。

 

パナソニックのビストロと比較、ヘルシオに惹かれる

店員さんに「ヘルシオは過熱水蒸気だけで調理できますが、その他の機種はできません。」

と言われたことを思い出し、もう少し調べてみました。

ヘルシオは自称ウォーターオーブンと言うほどで、過熱水蒸気による調理がメインです。

その証拠に、ほとんどのメニューに「給水してください」と書いています。

 

それと比較し、ビストロはレンジ機能(マイクロ派)やグリルヒーターを使った料理が多く、給水が必要なのは一部のメニューに限られます。

また、ビストロには他のメーカーにはない機能として、両面から加熱するという両面グリル機能があります。

これがヘルシオとビストロの一番大きな違いだと感じました。

どういった違いになるのかというと、ビストロは加熱時間が早く、ヘルシオは野菜をおいしく仕上げる事ができます。

 

ヘルシオには「まかせて調理」という機能がありますが、これは過熱水蒸気で調理するからこそ実現できるそうです。

この機能は、「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」の4つから選ぶと、食材をいい感じに調理してくれるそうです。

上限はありますが分量はどれぐらいでもよく、常温・冷蔵・冷凍と温度の違う食材を同時に調理できます。(上段のみ)

ヘルシオ専用のレシピを見ないで、一般のレシピを参考に肉や野菜を適当に入れて調理・・・といった事もできるようです。

レシピなんて見るのは面倒だから、適当に余った野菜や肉を突っ込んで塩とオリーブオイルかけて食べましょう、といった事を勝間和代さんはおすすめしていました。

 

これと同じような機能がビストロの最上位機種NE-BS2700には無いように思いました。

レンジでは自動調理がありますが、スチームやヒーターはレシピを選ぶか、手動で設定する必要があるようです。

ビストロの機能に「凍ったままグリル」というものがあります。

冷凍庫から凍ったものをそのまま調理できるというものですが、これはあらかじめレシピ通り仕込んだ物でなければならず、市販の冷凍食品などが調理できる訳ではありません。

ヘルシオであれば、味付け調理済みの肉などをスーパーで買ってきて冷凍しておき、それをそのまま「まかせて調理」で作れます。しかも、冷蔵品や野菜なども一緒に調理することもできます。

野菜をおいしく作れる、まかせて調理でレシピ見なくても調理可能、常温・冷蔵・冷凍あわせた調理が可能・・・といった点で、ヘルシオに惹かれました。

ビストロはレシピ通りに作らないといけない点が、私には合わないと感じました。

 

ヘルシオは本当に必要?時短になる?

そもそもヘルシオは必要でしょうか?

高額品なので自分を納得させる理由が欲しくなります。

 

ヘルシオを買って料理が楽になる・または時短になるならいいのですが、どうなんでしょうか。

色々調べてみて感じたのは、ヘルシオに材料を入れてしまえば楽だけど、料理が始まってから終わるまでの時間は短くならない。

加熱に少し時間がかかるメニューで考えてみましょう。

例えばホイコーローを作るとして、私ならまず肉を切って炒めると同時に野菜も切っていきます。

切るのと炒めるのを同時にやるので、おそらくトータルで15かからない位で終わるでしょう。

ヘルシオで調理する場合は加熱時間だけで20分かかりますので、食材を切って並べる事も入れると25分以上はおそらくかかります。※加熱時間はAX-XA10の場合

ちなみにヒーターで加熱するビストロのほうが少し早く、加熱時間は15分です。※NE-BS2700の場合

このように、料理を初めてから終わるまでの時間は自動調理のほうが長くかかるケースもあるようですが、加熱調理中はほっといてもいいので、その時間を有効に使えば時短と言えると思います。

自分が使う労力は減りますが単純に調理時間が短くなるわけではないので、帰宅してからすぐ食べたい!という人にとってはあまり向いてない可能性もあります。

私は自分の労力が減るなら多少遅くなってもいいか。と考えました。

もちろん、ヘルシオで作る料理だけでなく他にも作るのであれば、ヘルシオで調理中に次の料理を作り始められるので、単純に時短できますね。

 

ところで、ヘルシオについて調べていくうちに、ヘルシオの悪口を言っている人が少ない事に気づきました。

最初は使いこなすのにコツがいるものの、使い始めたらもう手放せない、無くてはならないものだというのです。

これは、ロボット掃除機、食洗器、乾燥機などでも同じセリフを聞いた事があります。

それらの家電も使うのに少しコツがいりますが、今やそれがない生活は考えられません。

その人たちにとってなぜヘルシオが必需品なのかというと、料理が失敗しないで作れる、おいしく作れるからだそうです。

時短というのが一番重要かと思いきや、失敗しないこと・おいしく作れるほうが大事というのは意外でした。

ヘルシオで作るとそんなに美味しいの?という疑問もわいてきます。

調べているうちに、だんだん買う気になってきました。

 

あとはそろそろ2歳になる娘がいますが、最近は野菜を食べてくれません。

今まではミックスベジタブルを食べてくれていたのですが(むしろそれしか食べない)最近は渡すと床にぶちまけてきます。

ヘルシオで作った蒸し野菜はおいしいので子供でも食べてくれる・・・

そんな話をよく聞いていたので、娘に野菜を好きになってもらうためにも良さそうだと感じました。

二歳は結構そんなもんらしいのですが、うちの娘は結構偏食です。

昨日食べてたものを今日は食べない、そんなのは当たり前です。

ヘルシオで作った調理を娘が食べてくれるなら、私達のストレス軽減にもなると思いました。

 

グレードはどれにするか?いつごろ買うのがいいのか?

どのグレードの製品を買うか?というのは難しい問題です。

ヘルシオについて調べている時に、ヘルシオの活用方法を説いている勝間和代さんを知りました。

勝間和代さんはヘルシオを買うならどれか、という問題については最上位グレードの型落ち品が良いと言っています。

最上位グレードを推奨する理由は火力の強さで、型落ち品でも性能はさほど変わらないから、といった理由だったと記憶しています。

 

しかし、私が欲しいと思った2020年秋頃は、新型コロナの影響もあるのか型落ち品が出回っておらず、新品と型落ち品が同じ値段という状況でした。

調べてみると、違う時期であっても同じような状況を経験した人もいるようで、型落ち品=安いとは限らないようです。

3年落ちなら少し安く入手できる可能性はあったのですが、古い商品がさほど出回っていなかったので入手も困難でした。

加えて、ヘルシオの新型が出るのは例年6月頃のようですが、価格comで過去3年の傾向を見ると、半年ぐらいたったところで最安値ぐらいになるようです。

私が欲しいと思ったときの状況では、型落ち品を入手するメリットはあまりないと感じ、最安値をつけると思われる冬頃に2020年モデル(最新)を買うのが良いと考えました。

 

火力の強さですが例えばAX-XA10(執筆時11万)とAX-XJ1(執筆時6万弱)だと、やはり多少違うようです。

AX-XA10のから揚げ(鶏もも肉)は加熱目安時間14分となっていますが、AX-XJ1だと23分とあります。

AX-XA10のハンバーグは20分、塩ざけは15分、トーストは7分ですが、AX-XJ1だとハンバーグ25分、塩ざけ29分、トースト15分です。

こうしてみると、火力の強さは著しく、メニューによっては2倍近くになります。

困るのが、これがシャープ公式のHPを見てもほとんど記載されていない点です。

レンジの機能比較表のところのトースト加熱時間を見ると2倍近く違うので気づくかもしれませんが、その他のところには書いていなかった気がします。

ちなみに上記の加熱時間は型番に付属しているメニュー表PDFをダウンロードして見ると書いてあります。

 

私の希望として、調理時間を短くしたい=火力が高いほうがいいこと、まかせて調理や2段調理をしたいこと、子供が大きくなった時に備えて30Lの大容量が欲しいことからも、最上位モデルで即決でした。

少しだけ機能を落としたAX-X10というモデルもありますが、実売価格で1万円以下の差額でしたので、その程度であれば最上位グレードのAX-XA10で良いという結論になりました。

 

10万円は高くない?

確かに高いです。ただの単機能電子レンジなら5000円からありますし。

でもガスコンロだってビルトインタイプのミドルグレードなら取付費込で10万円弱しますし、そう考えると加熱は全自動でやってくれるヘルシオが10万円なら安くありませんか?

ヘルシオ使うことでガスコンロを使う頻度が減れば、ガスコンロの寿命も延びますし。

という強引な理論でヘルシオを買う方向に自分を説得させていました。

 

・・・ちょっと高い旅行1回行ったと思えば。でも1回で10万超えるような旅行最近してない!!

 

3ヵ月待って最新の最上位モデルを購入した

購入を考え始め、最初の1ヵ月は取説やブログ、youtubeで下調べをする毎日でした。

何ができて何ができないのか、自分が欲しいと思う理由は何なのか。

そうして来る日も来る日もヘルシオの事を考えているうちに、いつのまにか買う事が自分の中で確定していました。

 

あとはいつ買うか。

過去3年の最新モデルの価格変動を見ていると、6月に新製品が発売された時が最高値で、12月頃には最安値付近になります。

コロナ禍で製品の出荷台数が少ないのか、それとも皆さん自宅にいるから購入していて品薄なのかはわかりませんが、2020年発売の最上位モデル、AX-XA10は例年よりずっと値が落ちず高値をキープしています。

徐々に下がりつつはあるようですが、待つのが辛くなってきたので2021年1月10日に買ってしまいました。

 

どこでヘルシオを買った?

ヤマダ電機で買いました。

何故かというと、冷蔵庫を買った時のポイントが3万円分近くあったというのと、保証をつけたかったから。

ネット通販最安値とヤマダ電機の通販サイトの金額が近づいたときに買ったので、ほぼネットでの最安値と変わらない金額で購入しました。

このタイミングはたまたまのようです。

 

家電量販店で買うと保証が多少ついてくるのが良いですね。

メーカー保証1年+量販店の保証が5年で計6年ですが、うち後半の3年は完全保証ではなく一部保証となります。

私がヘルシオが欲しくて色々調査して思ったのは、なんとなくヘルシオは壊れやすいというイメージでした。

たまたま「壊れたレポート」の記事を読みすぎたせいかもしれませんが、私の中で「高温」「高気密」「水を使う」「多機能」は壊れやすい機械のキーワードです。

そんな気持ちもあったので少しでも保証がつく家電量販店で買う事にしました。

1万円ぐらいネット通販のほうが安い・・・という状況でしたら、たぶん価格com最安値のネット通販で買っていたと思います。

 

ヘルシオをキッチンに設置した

それではさっそく購入したヘルシオを設置します。

 

設置するのはキッチンのこの部分です。

奥のコーヒーメーカーやオーブントースターの乗っている台は、最近DIYで作成したものです。

キッチン奥の余ったスペースを活用し、調理家電を増やす方法

 

さっそく乗せてみました。

ヘルシオはとにかくでかいと聞いていたのでビビっていましたが、実際に乗せてみるとそこまで圧迫感を感じません。

真ん中からコンセントを取っているため配線が見えてちょっと見た目が悪いですね。

左にもコンセントがあるのですが、オーブントースター(1200W)とヘルシオのレンジ(1500W)が同時に作動すると系統別のブレーカーが落ちる可能性があるので、別の場所からコンセントを取っています。

 

ヘルシオを使ってみて

感想は前述した通りで、買って大満足です。

理由を語ると長くなりますし、まだ正直使いこなせていないので、もう少し使い込んでからレビューを書かせて頂きたいと思います。

 

とりあえず今は買ってから毎日のようにヘルシオを使って色々試しているところです。

購入してから二週間ほど過ぎましたが、ガスコンロを使ったのは確か乾燥そばを茹でた時ぐらいかもしれない・・・

家事時間を圧縮しつつも美味しい料理を食べれるように、ヘルシオをマスターできるよう頑張りたいと思います。

それではここまでお読み頂きありがとうございました。

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