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ベッドを二つ並べた時の隙間を埋めて、連結のズレを防止する方法を色々試した。

今年の夏は暑いですねー。

ついついお盆はブログをサボってしまいました。

 

今回は、ベッドを二つ並べたときの隙間を埋める方法について、色々試してみましたので、その結果をお伝えしたいと思います。

 

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シングルベッドを二つ並べる事にした

ところで、みなさん寝具は何をお使いでしょうか?

ベッドですか、それとも布団でしょうか。

過去に何を使っていたかによって、好みが変わると聞いたことがあります。

私は賃貸に住んでいた頃は2年ぐらい布団で寝ていましたが、それまでの人生はずっとベッドだったので、マイホームを買った時にまたベッドに戻りました。

 

寝相があまりよくない私は、マイホームを買ったら広いベッドを使いたい!という夢がありました。

一般的に売っているベッドの幅は、クイーンサイズ(160㎝)かキングサイズ(180㎝)がせいぜいで、シングルサイズ(100㎝前後)を二つ並べたサイズ(200㎝)にはとてもかないません。

キングサイズも販売しているメーカーはあまり多くなく、クイーンサイズまでが多かったように思います。

ベッドやマットレスは、デザインや機能性、クッション性などの要素で検討したいものです。

そこにサイズという要素が入ると選べる商品が減ってしまいますから、早々に一つで大きいベッドを買うことは諦めて、シングルベッドを二つ並べて使う事を検討していました。

 

そういえば、実家の親の部屋にあるベッドは、最初はくっついていたものの熟年には別々になっていました。

世間的には、夫婦の寝室が同じ部屋なだけでも仲がいいほうなのかもしれませんが、将来の事も考えると別々にできたほうが無難なのかもしれません。

 

こうして、シングルベッドを二つ並べて使うことを決めましたが、その間にできる隙間についてはあまり真剣に考えていませんでした。

世の中にはその隙間を埋める商品があるそうだから、それを使えば何とかなるだろうという気持ちでいました。

実際何とかなったのですが、最終的な結論に至るまでは時間がかかったので記事にしてみました。

 

まず普通に並べて使ってみた

ベッドを購入した時に、マットレスの間を埋める「すきまパッド」はオプションで購入しておいたので、それだけは最初からあります。

これを使用しつつ、シングルベッドを並べて使ってみました。

シングルを二つ並べるとワイドキングサイズ(幅200㎝)になるのでシーツの入手が難しく、最初はシーツなしで使っていました。

ニトリ等の量販店ではワイドキングサイズのシーツは販売しておりません。

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ベッド及びマットレスはシェララフィアというメーカーのものを使用していますが、こちらはフレームの床板がウッドスプリングになっています。

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このウッドスプリングは素材のすべりが良く、マットレスが簡単に動いてしまうような状態でした。

上に人が乗っていればマットレスは動きづらくなりますが、気づくと間に溝が出来てしまいます。

大きな溝ではなくても、そこに体重を乗せると間に沈み込んでしまうような感覚があり、隙間を意識してしまいます。

このままでは、ここに子供を乗せて3人で川の字で寝るような事はできないと思いました。

子どもが溝に挟まって息ができなくなったら大変です。

 

ズレ防止を安く解決できないか考えた

隙間を防止するためには、マットレスがズレなければ良いはず。

ズレ防止のためには、マットレスを連結するベルト「マットレスバンド」や、ボックスシーツで固定させる方法が考えられました。

 

しかし、ワイドキング用のボックスシーツは商品が少ないため、当初は何を買おうか悩んでいました。

とりあえず、簡単なものでズレを防止できないか?と言うことで試したのがこちら。

 

まずはダイソーで買ってきたすべり止めシートです。

こちらでマットレスのズレを防止できないかと考えました。

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結果としては、ズレを防止する効果は大きいものの、なんらかの原因でマットレスが少しずれてしまうと、元の位置に戻らないので、これだけでは足りませんでした。

 

次に用意したのがこちらで、自作のマットレスが動くのを防ぐパーツになります。

元々はダイソーで買ってきた100円のブックスタンドですが、ちょっと飛び出している部分が長いのでサンダーで切り落としてあります。笑

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これを設置すると以下のような感じです。

ちょっと金具の高さが低いように感じますが、このマットレスは端に体重をかけるとかなりへこむため、金具の高さがあると体に金具が当たってしまいます。

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こちらも一定の効果はあるものの、ズレたときにマットレス自体に金具が食い込んでしまい、隙間はやはり出来てしまいます。

お試しで作ってみたので幅が短く、もっと幅広なものなら抑制効果はあるのかもしれません。

 

これが、端っこにフレームがあるようなマットレスであれば効果は違うと思います。

わが家のマットレスは端っこがフワフワなので、これではズレ防止できませんでした。

minneで同じようなものを作っている方がいましたが、このようなマットレスであれば効果は大きそうだと思います。

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参考:小さなベッドガード ブラック/スチール製 単品 ◇マットレスずれ防止用品◇ | ハンドメイドマーケット minne

 

すきまパッド、すべり止めシート、ブックスタンドを改造したパーツの3点での隙間防止効果はどうでしょうか?

上に体を乗せる分には問題ありませんが、隙間に手のひらや肘を乗っけて体重をかけると、結構沈み込みます。

手が焼けているように見えますが実際はそこまでではありません(どうでもいい)

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溝が出来てしまうと元には戻りにくい状態です。

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ボックスシーツとマットレスバンドを買った

ワイドキング用のボックスシーツは、良いと思っていた冬用の商品が売り切れ続出で中々買えずにいました。

ただ、買えないまま冬を越してしまったので(笑)夏用の別の商品を買いました。

買ったのはこちらの商品です。

ボックスシーツ ワイドキング(200x200x25㎝)AVA.Home

 

ボックスシーツとは、マットレス自体をかぶせるようにくるむシーツで、ベッドメイキングが楽なことや、シーツがズレにくいメリットがあります。

下の参考画像では一つのマットレスに一つのボックスシーツですが、二つのマットレスを一つのボックスシーツでくるんでしまい、一体化させようという作戦です。

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また、そのついでに隙間問題を完全に終わらせるために以下の商品も買いました。

これはマットレス二つをぐるっと囲むようにバンドをかけることで、マットレスを一体化させるという、マットレスバンドという商品です。

LIFEST マットレス バンド ベルト

 

こんな感じで着用しています。

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ブックスタンドを改造したパーツは外し、これら2点を付けてみたところ、まったく隙間は無くなりました。

すきまパッド、すべり止めシート、マットレスバンド、ボックスシーツの4点です。

すきまパッドが少し厚みのあるタイプなので、真ん中が少し盛り上がってるように感じますが、使用感としてはさほど問題ありません。

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隙間を手で思いっきり押します。

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少し溝が出来たようにも見えますが、

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上を触ると何もなかったかのように平らになります。

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この4点でしばらく使用していますが、隙間をできることもないし、溝があるという感覚もなくなったので、問題は解決したとみてよさそうです。

これで心置きなく90度横になって寝ることができそうです。

 

ズレさせない、隙間を発生させないためには何が必要か検証する

問題は解決しましたが、ボックスシーツを洗濯するために外した時にふと気づいた事があります。

「新品のときはキツキツに巻いたはずのマットレスバンドが、結構緩んでいる。そもそもこれ、緩んだ状態で使ってても隙間ができないなら必要ないんじゃ・・・?」

その疑問を解決するために、現在ズレさせないために使用しているすきまパッド、すべり止めシート、マットレスバンド、ボックスシーツの4点について、本当に効果があるのかひとつづつ外して検証してみました。

 

すきまパッドの効果

すきまパッドなし、その他3点ありの場合。

二つのベッドの間を寝返りを打つなどしている分には問題ありませんが、溝を手で押すとへこみやすいように感じます。

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また、隙間が出来てしまうと元に戻りにくいような印象を受けました。

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わが家はすきまパッドを最初から使っていたため、無いというのは逆に新鮮でした。

すきまパッドは各メーカーから色々なものを出しているようですが、純正のものを買ったため若干厚みがあります。

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すきまパッドがあると真ん中が少し盛り上がるような感じはしますが、隙間ができにくい安心感があります。

大人が寝返りをする程度では、無くてもなんとかなるが、子どもと一緒に寝ていて隙間は作りたくないというのならやはり欲しいのかなと思います。

マットレスやボックスシーツなどの相性によって、無くても何とかなる可能性もあります。

ただ、すきまパッド単品で隙間を無くすというのは難しいと思います。わが家のマットレスでは少なくとも無理で、他の商品との併用が必要でした。

 

すべり止めシートの効果

こちらも外して、その他3点ありで試してみました。

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シートなしのマットレスの動きやすさと、シートありのマットレスの動きやすさは全然違います。

ただ、ボックスシーツやマットレスバンドで既に一体化しているようなマットレスの場合、すべり止めシートがあるなしでどれだけ変わるか?というのは難しくなります。

今回試しに比較したところでは、多少の効果は感じましたが、どうでしょうか。

ダイソーで4枚買っても400円+税なので、費用的に言えばとりあえず付けてもいいのかなと思いました。

 

ボックスシーツの効果

ボックスシーツは有り無しでだいぶ違います。

これが最も効果のある隙間対策だと思いました。

上面と側面の全部を使ってお互いのマットレスを引っ張りあっているようなものなので、それは効果が高いですよね。

幅200高さ195厚み18cmのマットレスに、ボックスシーツのサイズが幅200高さ200厚み25㎝を装着しましたが、程よくキツめだったのでサイズ感も大切だと思います。

 

マットレスバンドの効果

マットレスバンドをはずして、その他3点で試してみましたが、このバンドは効果あるのかな?と言うのが最初の印象です。

というのも、外した時点で張りがゆるくなっていたからです。

 

再度マットレスバンドをある程度きつくして色々試したところ、

ボックスシーツがピンと張られた状態の場合はマットレスバンドが無くても隙間はできにくい。

ボックスシーツの張りがゆるくなった場合は、マットレスバンドが無いと隙間が発生しやすくなってしまう。

改めて試すと、ボックスシーツ程ではないがマットレスバンドは確かに効果があるという事がわかりました。

 

時間が経過しても緩まない商品であることが大切かなと思います。

ただ、私のケースではマットレスバンドだけで隙間を防ぐのは無理でした。

 

隙間を発生させないためには何が必要?

隙間が発生しなくなるまで必要なものを集めるとしたら、

1.マットレスとベッド同士が滑りやすい素材なら、すべり止めシートを買う。

2.マットレス同士を一体化させるのに最も有効な(キツめの)ボックスシーツを買う。

3.溝が気になるようなら、すきまパッドを買う。

4.それでもダメなら、マットレスの一体化をさらに高めるマットレスバンドを買う。

 

という順番が良かったのかなと、全部買ってから思いました。

商品を買ってみて、ある程度すきまを防止できればいいや、というのであればそれ以上は必要ありませんしね。

マットレスごとにシーツを使っている方、ベッドパッドなどを使っている方は、まず二つをまるごと包めるボックスシーツをオススメします。

 

また、二つのベッドを並べたときの隙間は防げないのではないか?という疑問をお持ちの方へ。

保証はできませんが、複数のパーツを使用すれば十分な一体感は得られると思います。

隙間めがけて体重をかけて肘でアタックしたらさすがに隙間はできますが、手で押すぐらいなら何とかなりますし、子どもを乗せるのにも問題ないと思います。

あとは、うちの子供が大きくなってから暴れても大丈夫かどうか、これから試していきたいな。

 

最後に

あー、これで大きいベッドで寝れる!

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