広告です

人感センサーで照明を自動化して快適生活。かってにスイッチのオプション費用と待機電力を考える

わが家の居室以外の場所は、パナソニックの「かってにスイッチ」というセンサーで照明が点くようにしました。

今回は、このかってにスイッチのオプション費用でいくらかかったのか、待機電力はどれぐらいになるのか、といった点を考えていきます。

 

メリット・デメリットについて検討した記事はこちらから。

人感センサーで照明を自動化して快適生活。かってにスイッチのメリットを解説。体験動画あり
人感センサーで照明を自動化して快適生活。かってにスイッチのデメリットを考える

 

f:id:muimuim:20190520201133j:plain

 

広告です

かってにスイッチを施主支給した場合の費用は?

まずは私達のケースについてお話します。

 

私達はスイッチ本体を施主支給したので、通販で最安値で買って取り付けてもらうことができました。

パナソニックの「かってにスイッチ」は、住宅用人感センサーとしては一番のシェアがあるものになります。

 

この材料代としては、スイッチ13個で68,500円位でした。

1個辺りにすると5270円で、単機能のLEDダウンライトを買うと本体が1000~1500円である事を考えれば、若干高い電気設備でしょうか?

施主支給したので労務費(設置費用みたいなもの)はありませんでしたが、普通スイッチが1個で十分な洗面所なども、死角が発生しないようにセンサーを2個つけているので、そういった場所は、配線追加費用ということでオプション費用を取られています。

これは合計1万円位だったと思います。

 

スイッチ13個というのは、この規模の家(33.5坪の3LDK)としては多めにセンサーをつけています。

ここはいらないんじゃない?と思えるところでも、センサーの死角が出来ると嫌だったので多めに付けた結果、13個になってしまいました。

ということで、うちは材料とオプション費用合わせて、センサー13個で78,500円でした。

金額にすると安くはありませんが、非常に便利なので後悔していないどころかこの効果でこれは安いかも、と思っています。

 

普通の家にかってにスイッチをつけたらオプション費用は?

別のケースもシミュレーションしてみます。

30坪位の1Fリビング、二階建ての家をイメージし、居室以外を全部人感センサー化したらどれぐらいの数が必要でしょうか。

玄関・ホール・洗面・1Fトイレ・2Fトイレ・階段x2・2F廊下x2・WIC1か所で10個位でしょうか?

これにSC、ファミリークローク、パントリーなどがあればさらに追加ですが、玄関とホールは兼ねる場合もできますし、2F廊下も1個でカバーできる事もあるでしょうから、30坪ぐらいならだいたい10個位で済むのではないでしょうか。

 

かってにスイッチの標準的タイプのものを通販最安値で買うと6000円位ですが、業者が通販ほど安い仕入れができるのかは謎です。

仕入れ値がもう少し高くて、建築業者の利益も考慮すると、やはりセンサー1個辺りのオプション費用は1万円位になるんじゃないでしょうか。

ネットでかってにスイッチを採用した方のブログを見ると、やはり1か所1万円ぐらいというのが相場のようです。

 

建築業者の設定として、かってにスイッチを標準設置してくれる数がゼロだとすると、10箇所つけて10万円というのが、かってにスイッチを居室以外にすべて採用した場合の目安となりそうです。

 

待機電力はどれ位かかるか

通常のスイッチとは異なり、かってにスイッチ等の人感センサーは人の熱を検知するため常に待機電力を消費しています。

人感センサーは待機電力がかかるのが、なんとなく嫌だなぁ・・・という声もあるようなので、実際にはいくらぐらいかかるのか調べました。

 

かってにスイッチの、壁付け人感センサー(親機)のWTK1411Wの消費電力は0.8wのようです。

子機や天井付けのモデルはどうか?というところで調べてみましたが、型番ごとの待機電力は仕様表などに記載されておらず、細かいことはわかりませんでした。

おそらくは軒並み同じぐらいの待機電力だと思われます。

わが家は少し多めで13個のかってにスイッチが点いており、一般的な家庭であれば10個位あれば足りるという事を前述しました。

それによれば、おそらく8wから10wぐらいの待機電力に収まるのではないでしょうか。

 

これが多いのか少ないのかよくわからないので、他の物と比較してみます。

わが家のテレビは去年買ったLGの55UK7500PJAで、これの待機電力は0.5wです。

電子レンジは2015年製YAMAZENのMOR-J15Lですが、こちらはドアの開閉で電源が入るようになっており、待機電力はほぼ0だそう。

エアコンは去年買った三菱霧ヶ峰のMSZ-ZW6318S-Wで、待機電力は0.04wだそうです。

ガス給湯器(TES)のRUFH-E2405SAWは本体が1.1w、リモコンは不明でした。

 

これらと比較するとひとつで0.8wというのは多いようにも思えますが、最近の家電の待機電力が少ないだけという気もします。

他の家電が赤外線の受信待ちをすればいいだけなのに比べたら、人感センサーは常に熱を監視しているので多少待機電力があるのは仕方ないかもしれませんね。

 

トータル10wの待機電力を金額換算すると、10w × 24時間 ×30日 ÷ 1000 で、一か月で7.2kw。

1kwが30円だとすると、7.2kw × 30円で216円となります。

 

一か月に何もしなくても216円かかる、と考えると多いように感じますが、一か月快適に過ごすため216円かかる、と考えるとさほど多くもないように感じます。

これは人によって受け取り方が変わりますね。

私達の電気代は月に1万円位なので、それの約50分の1だと考えると「そんなもんかな」と思えますが、どうでしょうか。

 

参考:WTK1411Wの待機電力(消費電力)を、教えてください。 – センサー付配線器具

 

終わりに

照明が自動で点灯する人感センサーはとても便利で、私達にはもうなくてはならない存在です。

f:id:muimuim:20190520201152j:plain

待機電力については検討当初はまったく意識しておらず、あとから計算してみて「思ったよりかかるんだな」と一瞬思いましたが、この効果を考えれば全然払う価値があるかな、と思いました。

 

別の記事で、人感センサーのプランニングと、特殊な設置方法やその注意事項などをまとめてみたいと思いますが、そろそろこのシリーズに飽きてきました。汗

それでは、お読み頂きありがとうございました。

コメント