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6歳の子どもが指しゃぶりを卒業。4年間に試したこと全て書く

むいむい娘は、6歳10か月で指しゃぶりを卒業しました。

1歳頃から続いていたため、結果だけを見ると、かなり時間がかかった方だと思います。

これまでに矯正器具、声かけ、記録、報酬など、多くの試行錯誤を繰り返してきました。

この記事では、その過程と卒業するまでに有効だった方法について書いています。

 

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1歳頃

この頃のことは正直あまり覚えていませんが、歯固めやおもちゃをよく口に入れていて、口に何かを入れる行為自体が好きな子だったように思います。

 

2歳頃

気がついたら、指しゃぶりが習慣になっていました。
日中ずっとしているわけではなく、眠いときやぼーっとしたいとき、寝る前などにしていることが多かったです。

習慣化するとやめるのが困難になると感じ、歯医者の定期健診の際に相談しました。

以下はその説明です。

「この時期の子供にはよくある行動で、安心感を得るためのものです。無理にやめさせると、爪噛みや髪の毛を引っ張るなど、別の行動に置き換わることもあります。
前歯の前傾や開咬も現時点では大きな問題はなく、強くやめさせる必要はありません。
手を使う遊びを増やす、指しゃぶりの代わりにぬいぐるみを抱きしめるなど、ゆるやかな方法がよいでしょう。
寝るときに出る場合は、寝付いたあとにそっと指を外してあげれば大丈夫です。3歳になっても続いていたら、そのときにまた考えましょう。」

要するに、この年齢では無理にやめさせないほうがよい、という判断でした。確かに指しゃぶりをやめる段階では、別の癖が出たこともあるのでやめさせ方には工夫が必要のようです。

一方で、私自身は小学生に入る頃まで指しゃぶりをしていた記憶があり、習慣化するとやめるのが難しくなることも実感していました。そのため、できれば早めにやめさせたいという気持ちはありました。

ただ、強くやめさせるのは望ましくないというのが現在の一般的な考え方でもあり、この時期に厳しい方法を取ることは控えました。

妻からは、私の兄弟も小学校3年生くらいまで続いていたし、そこまで気にしなくてもいいのではないか、という意見もありました。

今後、歯科矯正することになったら何十万というお金がかかるし、労力もかかるので大事なことなんだけど、と伝えるものの、いまいち伝わっていない気がしました。夫婦間での認識も調整が必要です。

また、「手を使う遊びを増やす」と言っても、常に付きっきりで相手をするわけにはいかず、現実的にはなかなか難しい部分もありました。

寝かしつけの際も、できるだけ早く寝てほしいという気持ちが強く、指しゃぶりを禁止することで寝付くまでの時間が延びてしまうのを避けていた面があったと思います。このため、積極的な方法はあまり取り組めずにいました。

 

3歳1か月 「マヴァラ バイターストップ」「舌トレ」導入

3歳という区切りで、本人に指しゃぶりをやめるよう話してみましたが、まだこの年齢というのもあり、こちらの意図がしっかり伝わっていた感じはしません。

ここで初めて指しゃぶり防止用具を導入しました。

マヴァラ バイターストップという、舐めると苦いマニキュアです。日本では「かむピタ」が有名ですが、海外ではこちらがよく使われるようです。

主に寝るときに指しゃぶりをしていたため、寝る前に塗ってから就寝しました。最初の数回は、苦いのが嫌だったのか、しっかり効果があったように思います。

しかししばらくすると、慣れたのか塗ってあっても普通に指しゃぶりをするように。

 

苦くないのかと思い、自分で舐めてみたところ、かなり苦い。それでも舐めるということは、それだけ強い習慣になっていたものと思われます。

今振り返ると、寝るときよりも先に、日中の指しゃぶりを減らすことを意識したほうが良かったのかも。すでに習慣化している場合、入眠時の指しゃぶりをやめるのは一番難しいと思います。

 

そしてこの頃から、前歯の前傾が少しずつ気になるようになってきました。

歯医者からは「舌の筋肉が弱いことが、指しゃぶりにつながっている可能性がある」と言われました。

本来、何もしていないときは舌は上あごの天井部分についていますが、舌の力が弱いと位置が安定せず、空いたスペースに指を入れてしまうことがある、という説明でした。うろ覚えなので、あくまで参考程度です。

確かに舌の力が弱いせいか、滑舌もあまり良くない印象がありました。

 

そのため、舌の力を鍛えるトレーニングを勧められ、いろいろ試しました。

舌で口の周りをなめる、ストローを使う、舌を上あごにつけてから勢いよく離して音を出す、といった遊びです。口笛も良いと言われたので、口笛の練習もしました。

ただ、どれも長続きはしませんでした。口笛は吹けるようになったものの、トレーニング自体は次第にやらなくなってしまいました。このトレーニングを習慣化できていれば、もう少し違った結果になっていたのかもしれません。

 

3歳11か月 「Dr.Thumb(ドクターサム)」導入

この頃のことは細かくは覚えていませんが、指しゃぶりは主に「眠いとき」と「夜寝るとき」に出ていて、日中はあまり目立たなかったように思います。

このまま様子を見るだけでは良くないと感じ、以前に歯医者で言われた「区切りをつけて、そこを境にやめさせる」という考え方を実践することにしました。

4歳の誕生日が近かったため、「4歳になったら指しゃぶりはやめようね」と伝え、一つの区切りにする作戦です。

本人の意思だけでやめるのは難しいだろうとも感じていたため、指しゃぶり防止用の器具を購入。

購入したのは、Dr.Thumb(ドクターサム)Sサイズです。

両手分をそろえると1万円前後しますが、私は2個セットの中古品を3000円ほどで購入できたので助かりました。

この器具は、装着すると器具と指の間に隙間ができ、指を吸っても空気が通り抜ける仕組みになっています。

吸ってもスースーするだけで、「チュッチュ」と音が出るような吸い方ができないため、指しゃぶりの満足感が得られず、自然とやめられる、というものです。その構造上、親指をしゃぶるタイプの子にしか使えません。

 

起きている時間は、いつ指をしゃぶるかわからず、ずっと装着しておくのは現実的ではなかったため、寝るときだけ使うことにしました。

実際に使ってみると「これはやめれるかも」と思う瞬間もありましたが、結果的にはうまくいきませんでした。

まず、しゃぶりがいがないため、本人が外したがります。

ゆるく装着すると自分で外してしまい、きつくすると痛がって外したがるうえ、皮膚に痛々しい跡が残ることもありました。

さらに、指しゃぶりができないため寝つきが悪くなり、寝かしつけ時間が大幅に延びてしまいました。親としても次第に負担を感じるようになり、この方法を続けるのが難しくなっていきました。

やめられそうな兆しがまったくなかったわけではありませんが、最終的には断念することにしました。

同じような器具でやめられたという話もありますが、私の子供のケースですと、本人の「やめたい」という気持ちがまだ十分ではなかったということと、すでに習慣化していて容易に辞められる段階になかったのかも、と思っています。

 

4歳~4歳1か月 「絵本」「Gemini」を導入

ドクターサムと並行して、指しゃぶりをやめるきっかけになりそうな絵本も取り入れました。

購入したのは、有名な「ゆびたこ」「なっちゃうかもよ」
フランス発の絵本「ルルちゃんのゆびしゃぶり」の3点。

どれも楽しそう?に読んではいましたが、指しゃぶりをやめることにつながったかというと、正直なところ効果はあまり感じられませんでした。この時点でも、本人の指しゃぶりをやめたいという気持ちが弱かったんだと思います。

いろいろ試してもうまくいかず、少し行き詰まりを感じていた時期でもありました。

そこで生成AI(Gemini)にも相談してみました。生成AIへの相談は、自分たちのやり方の見直しをしたり、新しい発想を得たりするのに役立ちました。

参考までに、そのときのチャットの一部を掲載します。

 

Geminiとの会話

質問1.指しゃぶりによって出っ歯になったり、口の形が変わる恐れはあるか。また、そうなった場合、歯科矯正で治すことは可能か?

6歳頃で、1日1〜2時間の指しゃぶりが続くと、出っ歯や開咬など、歯並びや顎の形、口元に影響が出る可能性があります。これは、歯や顎に継続的な力が加わるためです。
歯科矯正によって改善は可能ですが、指しゃぶりが続いたままだと効果が出にくく、後戻りのリスクも高いため、矯正前に癖をやめることが重要です。

 

質問2.やめさせるために良い方法はないか。器具、苦い薬、絵本などいろいろ試しているが、効果が見られない。

効果が出ない場合、単に「やめなさい」と伝えるだけでは難しい段階かもしれません。指しゃぶりは安心感を得る行為であり、本人も無意識に行っていることがあります。

そのため、複数の方法を組み合わせることが有効と考えられます。
・短時間や特定の場面で「しない」目標を親子で決め、達成を見える形で共有する
・指の代わりに、にぎる物やかむ物など別の行動に置き換える
・叱らず、気づきを促すやさしい声かけをする
・どんな場面で起きやすいかを観察し、状況に応じた対応を考える
・歯科医師と連携し、本人にも歯への影響を説明してもらう
・難しい場合は、指しゃぶり防止装置を検討する選択肢もある

やめる過程で不安定になったり、別の癖が出ることもありますが、それは安心感を補おうとする反応と理解し、寄り添って進めることが大切です。

 

質問3.歯医者の視点から、ほかにアドバイスはあるか。

定期的に歯科を受診し、指しゃぶりが歯並びや顎の成長に与える影響を確認することが重要です。6歳頃まで続くと、永久歯の生え方や顎の成長に影響しやすくなるため、永久歯がそろう前にやめることが望ましいとされています。
また、両親だけでなく家族全体で同じ方針を共有すること、お子さん自身が「やめたいけれどやめられない」気持ちを抱えている可能性を理解し、責めずに支える姿勢が大切です。
指しゃぶりは必ずしも精神的な不安定さを示すものではなく、眠い・疲れた・退屈といった場面での癖として定着していることもあります。歯科医師が「まずやめること」を重視するのは、原因を取り除かないと歯並びの改善が難しいためです。
焦らず複数の方法を試しながら取り組み、必要に応じて小児歯科専門医や行動面に詳しい専門家に相談することも一つの選択肢です。

 

4歳3か月で導入した「Nipit Hand Stopper」

ドクターサムがうまくいかなかったため、次の手段として「Nipit Hand Stopper」という矯正器具を購入。

これは腕を曲げにくくすることで、指しゃぶりを長時間続けられなくするタイプの器具です。

当時は約7,000円で、両腕分そろえると14,000円ほどかかり、正直高い買い物でした。現在は8,700円に値上がりしており、為替の影響と思われます。

Amazonではレビュー数が1,800件以上あり、評価は★3.7です。

ただし日本からのレビューは少なめでした。それでも「効果は高い」という話を見聞きしていたため、思い切って購入しました。

結果として、この器具は効果があったと感じています。使用したり中断したりを繰り返しながら、トータルで2年半ほど使いました。

最後の頃は、この器具なしでも指しゃぶりをしないように頑張るように練習をしていたため、卒業の2,3ヶ月前には使用を辞めましたが、それまで使い続けました。

 

ポイントは「完全に指しゃぶりを封じるわけではない」ことです。

寝る前は頑張って腕を曲げて指しゃぶりをしますが、寝付くと力が抜け、自然と指が口から外れます。そのため、寝かしつけ自体が極端に大変になることはありませんので、親への負担は少ないと思います。

長時間の指しゃぶりが防げれば、歯並びへの影響は最小限にできますし、本人への負担は大きくありません。夜間のみ指しゃぶりをしてしまう子供に対して、指しゃぶりを完全に辞めるのは難しくても、歯並びへのダメージを抑えることができれば、ひとまず助かります。

日中に指しゃぶりが多い子の場合は、日中も装着し続ける使い方もできるようです。

 

一方で、手放しで勧められる器具ではありません。

まず、装着が簡単ではありません。

腕を曲げにくくするための板状パーツを、腕の内側(肘の逆側)に正しく配置する必要があり、位置調整に手間がかかります。位置がズレていると、曲げにくくする効果が落ちてしまいます。マジックテープも、きつすぎると痛がり、緩いと抜けたり効果が弱くなります。

子どもがおとなしくしてくれていればまだ良いのですが、動き回ったり逃げたりすると装着は大変で、馬乗りになって付けたことも何度もありました・・・。

 

蒸れやすい点も気になりました。

特に夏場はかゆがることが多く、外したがります。その影響で冷房をつけたまま寝る期間が増えました。夜中にかゆくて起きてしまうこともあり、そのために夏の間は使用を中断した時期もあります。

子ども自身で外すことは簡単です。2〜3歳以上であれば、自分で外せてしまうと思います。
外れ防止用に結束バンドも付属していますが、着脱の手間がさらに増えるため、我が家では使用しませんでした。外されることもありましたが、完全に外れない状態にすると、それはそれで泣いてしまうため、ある程度は割り切っていました。

 

耐久性も高いとは言えません。

使用期間は2年半ほどですが、実際に装着していた期間は1〜1年半程度だと思います。途中からマジックテープが劣化してくっつかなくなってしまいました。買い直すには高いので、マジックテープをハサミで切り取り、アイロンで定着できるタイプのDIY用マジックテープを取り付けて修理して延命させていました。しかしそれすらももう外れそうになってきています。

写真の左下、右上のマジックテープはDIYで取り付けた場所です・・・。

 

4歳8か月 矯正歯科と相談

前歯の前傾がはっきり目立つようになり、気になってきたため、複数の歯医者を回って意見を聞きました。あわせて、歯科矯正についても相談しています。

当時の情報提示用メモが残っていましたので、この時期の子供の状態の参考としてご覧ください。

 

【歯科への相談内容】

・どのような症状か
前歯が前に出てきている。滑舌がやや悪い。

・考えられる原因
指しゃぶりを入眠時、起床時、眠くなったときに行っており、合計で1日1~2時間程度していると思います。
通っている保育園ではしていません。

・指しゃぶりへの対応状況
3歳頃からやめるように声かけなどのアプローチをしており、少しずつ改善は見られるが、まだ継続している。
特に入眠時はやめるのが難しい様子。

・本人の認識
前歯や滑舌、指しゃぶりについて、本人はあまり気にしていない。
ただし、良くないことだという認識はあり、指摘するとやめることが多い。
妹(当時0歳)に対して「指しゃぶりやめなよ」と声をかけることもある。

・その他の様子
夜間に口が開いていることがある。
歯ぎしりをすることがあるが、いびきはない。
おもちゃや鉛筆などを口に入れたり、噛んだりする癖が多い。

 

これらを踏まえて、複数の歯医者から聞いた意見をまとめると、概ね以下のような内容でした。

・この年齢まで続けている場合、指しゃぶりをやめるのは本人が努力するしかない。
・指しゃぶりをやめる画期的な方法はないので、口すっぱく言うしかなく、親が根気よく付き合う必要がある。
・指しゃぶりが重症な場合は、指しゃぶりできなくする器具もあるが、あまり推奨されない。
・歯科矯正を行う場合は、指しゃぶりをやめてからでないと効果が出にくい。まずは癖をやめることが重要。
・永久歯が生え始める7歳前後を一つのリミットとして考えるとよい。

 

また、ある矯正歯科では「プレオルソ」という取り外し式の矯正用マウスピースについて説明を受けました。

個人差はあるが、5〜6歳頃から使用できること、装着中は指しゃぶりができないこと、費用は5万円以上かかること、本人のやる気がないと継続が難しいこと、などが説明されました。

これは正直いいなと思いましたが、Nipitでもある程度効果が得られていたこと、本人がやる気でないとダメなこと、費用も考えると悩ましいと思い、検討段階で終わりました。

確か、保育園との聞き取りや面談で指しゃぶりについて聞いたこともありますが、保育園では指しゃぶりが目立っていた様子はないようでした。

日中に指しゃぶりの時間が少ないというのは助かります。指しゃぶりが恥ずかしいことであるという認識は本人も持っているのだと思いました。

この頃から危機感が強くなり、ネット上で「こうして指しゃぶりをやめられた」という体験談を本格的に調べるようになりました。

歯科医の話とネットの情報をあわせて考えた結果、当時感じていたのは次の2点です。

・やめさせたいなら、とにかく親が根気よくやめさせるアクションを起こす。
・何が決め手になるかは分からないため、複数の方法を試し続ける。

 

5歳1〜11か月頃、他の癖が出る

この時期、一時的に服の袖を噛む癖が見られました。

服がボロボロになるのが本人も気になったのか、比較的早くやめています。

その後、指しゃぶりの代わりに爪を噛む行動が増えました。

正確な期間は覚えていませんが、半年から1年ほど続いていたように思います。

特別な対応をした記憶はありませんが、気づくとこの癖も自然となくなっていました。

 

6歳3か月 はじめて指しゃぶりしないで入眠できた

小学校に入学後、学校では指しゃぶりをしていないようでした。

本人に聞くと「恥ずかしいから学校ではしない」と言っており、やめたい気持ちはしっかりあるようです。

初めての授業参観では、指はしゃぶっていなかったものの、爪を噛む様子が見られました。我慢していることが伝わってきて、本人なりに努力している段階なのだと思いました。

 

休日も、日中は指しゃぶりをしませんが、眠くなると指しゃぶりをしてしまうようです。そこで、寝るときに「指しゃぶりをしない時間」を作ってみようと、本人と相談しました。

ベッドに横になってから、最初は1分、次は3分、と少しずつ時間を延ばしていく方法です。

すると、思ったよりも早く30分以上指をしゃぶらずに過ごせるようになり、そのまま指しゃぶりをせずに入眠することができました。

この時は、え?やろうと思えばできるんだ!と思いました。おそらく本人もそう思ったはず。ただ、この成功は続かず、しばらくするとまた指しゃぶりをするようになってしまいました。

 

そして夏を迎えました。

湿度が高くなると、Nipit Hand Stopperを装着している腕が蒸れてかゆくなるようで、Nipitを嫌がる時期に入ってしまいました。

 

6歳5か月頃 「カレンダー」で見える化

この頃から、カレンダーを使った取り組みを始めました。

指しゃぶりを「できた・できなかった」で終わらせず、本人にも状況が分かる形にしたかったからです。

ルールは試しながら何度か変えているので正確には覚えていませんが、最初は次のような内容でした。

1.帰宅してからベッドに入るまで、指しゃぶりを我慢できたら〇
2.朝起きてから朝ご飯までの間、指しゃぶりを我慢できたら◎
3.ベッドに入ってから10分我慢できて、かつ1と2もできていたら花丸

 

しばらくすると◎や花丸が増えてきたため、少し基準を変えました。

1.日中に指しゃぶりをしなかったら〇
2.ベッドに入ってから10分我慢できたら◎
3.夜中も指しゃぶりをしていなければ花丸(たまに親が確認)

 

本人がお金に興味を持ち始めたタイミングで、報酬も導入しました。

花丸を1点、◎を0.5点として、7点たまったら○○円。

慣れてきたら、14点、21点、28点(約1か月)と、達成までの期間を長くしていきました。それまではお小遣いが無かったので、これが実質お小遣いの支給になっています。

 

最後の頃には、「指しゃぶりをしたか・していないか」の確認方法も見直しました。

親の目視による確認では限界があるため、親指の爪に水性ペンで絵を描き、それが朝まで消えていなければ花丸(1点)というルールに変更しました。

少し消えていれば◎の0.5点、明らかに努力が見られなければ0点、という形です。

水性ペンで爪に絵を書くというのは本人も楽しかったようで、毎日「何を書こうかな~」とノリノリでやってくれました。

 

ただ、手を口の近くに持っていくだけで絵がにじんでしまうこともあり、「しゃぶってないのに消えた」と子供が訴える事がよくありました。

そこで途中から、確認にシールを使う方法に変更。

手と爪をしっかり泡で洗って油分を落とし、爪より小さなシールを貼って、簡単には取れないようにしました。指しゃぶりをすればシールはすぐボロボロになるので判定できるという仕組みです。私が自分で試してみましたが、1・2分でボロボロになります。

 

そしてまもなく・・・、花丸が続き、辞めたと判断して良い時が来ました。

ついに、6歳10か月で辞めることができました。

 

卒業

以下の理由から卒業できたと判断しました。

・2週間以上、指しゃぶりをしているところを見ていない

・入眠のとき、眠いときなど、今まで指しゃぶりしやすかった場面でもしていない

・本人も指しゃぶりしていないと言っている

 

しかし、この記事を書いている最中、寝ているときに指しゃぶりをしているのを見かけてしまいました。寝ているときは無意識ですし、1回だけなので卒業へ向けた移行期の揺り戻しだと思われます。

とはいえ、また習慣化する可能性もありますので、これからも見守っていきたいと思います。

 

その他に試したこと

最後に、時期は覚えていないものの、試していたことを記載します。

 

指しゃぶりしそうな時にキシリトールガムを噛む

朝起きてすぐや、眠くなったときに指をしゃぶってしまうことが多かったため、そういう場面ではキシリトールガムを渡していました。

単純にガムを噛んでいる間は指をしゃぶれないため、指しゃぶりの防止になります。たまにガム噛みながら指しゃぶってることもありましたが・・・笑

 

また、車に乗っていて眠くなったときなど、いつも指しゃぶってしまうタイミングですかさず渡すと、噛んでる間は指しゃぶりしなくなるので効果はあったと思います。

「指しゃぶりをやめなさい」と言うのではなく、別の行動に置き換える形になるので、自然なやめ方としては良かったと思います。

いつの間にか、こちらがガムを用意するのが面倒になってやめてしまいましたが、即効性はあり、一定の効果は感じられました。

 

「指しゃぶりをやめると、かわいい/かっこよくなるよ」と伝える
「指しゃぶりを続けると出っ歯になる」と説明し、画像を見せる

ある程度こちらの話が理解できる年齢になってから、効果が出始めた方法だと思います。

ネットで画像を探し、出っ歯になると横顔が変わる、という点を見せて説明していました。

「これをすると、かわいく(かっこよく)なる」という伝え方は、嫌いな食べ物を食べるときにも効いていたので、指しゃぶりに限らず使える声かけだったように思います。ただし、それを素直に聞いてくれるかは子どもの性格によりますし、興味にもよるので人を選ぶとは思います。

即効性はあまりありませんが、「指しゃぶりを続けるのは良くないことなんだ」という認識を本人の中に作る、という意味では効果があったように感じています。

 

指に絆創膏を貼る、子ども用ネイルを塗る

親指の爪に水性ペンで絵を描いたり、シールを貼ったりする方法と同じ発想です。

子供が指しゃぶりをやめたいと思っていれば一定効果が期待できると思いました。

 

まとめ

振り返ってみると私の子供のケースでは、指しゃぶりをやめられた決定打となる「魔法の方法」はありませんでした。まず必要だったのは、本人の中に「やめたい」という気持ちが芽生えることだったと思います。

学校では恥ずかしいから指しゃぶりしない、と本人が言い始めた頃から、ようやく土台が整った感覚がありました。

そのうえで、Nipit Hand Stopperを使い物理的に長時間しゃぶれない状況を作ったこと、さらにカレンダーでの記録、水性ペンやシールを使って「しゃぶっていないかどうか」を本人にも分かる形で確認できるようにしたことが、少しずつ効果を積み重ねた結果だったと思います。

本人のやる気、器具による補助、行動を見える化する仕組みを組み合わせたことで、ようやく卒業につながりました。

 

習慣化する前に良い方法や器具でやめれたらラッキーですが、習慣化してしまうとなかなかやめるのは大変なのかなという印象です。

時間はかかりましたが、結果的には「本人が主体になれる状態を作り、親はそれを根気よく支える」という、ごく当たり前な形に落ち着いたのだと思います。

 

さて、次は下の子(そろそろ3歳)を卒業させなくちゃ・・・!

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