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水性ステインとブライワックスをパイン材に重ね塗り。家具の塗装前に試し塗りする。

こんにちは、むいむいです。

台風過ぎて涼しくなってきたので、DIYにはちょうど良い季節になってきましたね。

 

先日、IKEAのIVAR(イーヴァル)というラックを買ったので、これから塗装をしたいと思います。

このラックは小さいサイズのものを既に持っていまして、なかなか気に入ったので二個目を購入しました。

ただ前回買ったものは塗装してそこそこ上手くいったものの、他の家具と比べると若干色合いが淡い仕上がりになってしまいました。

なので、今回は家具を塗装する前に、希望の色合いが出ることを確認してから塗装したいと思います。

 

要は試し塗りですね。

水性ステインにブライワックスを重ね塗りするとどんな感じになるか?という事が、この記事を見るとわかるかと思います。

なお、素人がネットを見ながら塗装しているので、内容はうのみにしないで下さい!

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過去に行った塗装はどうだったか?

以前塗装したIKEAのIVAR(イーヴァル)がこちらです。

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確か、ワトコオイルのダークウォルナットで2度塗りしたと記憶しています。

悪くない色ですが、若干色のノリが薄いように感じます。

これはこれで気に入っていますが、いま我が家にある家具や建具はウォルナット風の色合いにしているので、新しく入る家具はできるだけそれに合わせたい。

 

しかし、以前使ったのと同じワトコオイルのダークウォルナットでは、重ね塗りしてもそこまで濃い色になりません。

という事で、今回は水性ステインで着色させたあとにブライワックスで表面の仕上げと風合いを出すという形にしました。

以前にその水性ステイン+ブライワックスで塗装したときに良い感じの色が出たのですが、水性ステインがどんなメーカーでどんな色だったか覚えていないので、今回新しく試してみることにしました。

 

なぜ水性ステイン+ワックスにしたか?

少し話が寄り道してしまいますが、なぜ水性ステイン+ワックスなのでしょうか。

木材を塗装するには色々な手段がありますが、コレやっときゃ間違いない、というのが実はあんまりなく、私のような初心者だとどうやって塗装したらいいの?と悩んでしまいます。

入手が楽で加工もしやすく値段も安いという、パインやSPFなどの木材は、実は塗装が難しいというのも悩みどころです。

 

初心者が扱いやすい塗装だと、

オイル塗装(ワトコオイルなど)だと色が出にくい。

ワックス(ブライワックスなど)単独だと色が出にくい。

水性ステイン単独だと保護が出来ない。色移りしてしまう。ツヤ感が出ない。

色付きニスは塗るのが難しい。

といった感じで、調べると意外と選択肢が無いのです。

 

木材のよさを引き出す塗装 – 塗料の違い | タビログ(Tabilog)

大変参考にさせて頂いた上記のサイトによれば、SPFと相性のいい塗料は水性ステインしか無いそうです。

水性ステイン+保護のためにニスを塗ることを推奨していますが、ニスは難しいし好みの風合いが出しにくいという事から、私は保護にワックスを使用する事にしました。

 

SPFやパイン材というのは柔らかいため、ひっかいたりすると容易に傷が付きます。

ワックスは多少の水をはじいたり汚れから守ったりという点では保護力はありますが、ニスに比べれば強くないので、傷は簡単に付きますしコップの水染みとかもアウトです。笑

なのでテーブル等には向きませんが、収納やディスプレイ用のラックであれば十分かなと考えました。

もし傷が気になるようであれば、目立つ一番上の棚板だけヤスリでワックスを削ってニスに塗り直そうかなと思っています。

 

今回使う塗料はこちら

まずは和信ペイントのポアーステイン、オークとチェスナットです。

ポアーステインのポアーって何なんでしょうね。

調べてもわかりませんでしたが、水性顔料着色剤と書いてあるので水性ステインと考えて良いと思います。

この塗料がAmazonなどでも入手が容易で、ホームセンターでも売っていたので使用しました。

同様にネットで買える塗料で、アサヒペンからも水性ステインが販売されていたので悩みましたが、そちらは「薄めずに使用して下さい」と書いてあったのでやめました。

このワシンのポアーステインは、薄めて使用することが出来るので色の濃さを調節でき、便利です。

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あとは有名なブライワックスのジャコビアンです。

これは以前に塗装したときのあまりです。

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試し塗りする

ではまず、試し塗りするのはこちらの2×4の切れ端です。

事前にヤスリ掛けしてあります。

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ポアーステインのオークとチェスナットは、試しに他の木材に軽く塗ってみたら、かなり濃かったので同じ量の水で希釈することにしました。

ただ、オークだとちょっと黄色いし、チェスナットだと暗すぎるかなぁという予想があったので、二つを合わせた塗料も作ってみました。

水性塗料だとこうして混ぜて新しい色を作れるのもいいですね。

 

カップで計量しながら、同じぐらいの水を入れます。量は結構適当です。

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出来た塗料を、スポンジで塗ります。

スポンジだと終わったら捨てられるので試し塗りには便利です。

これは食器洗い用のスポンジなので試し塗り以外では使えませんが、激落ちくんのようなメラミンスポンジは固さがあるので、通常の塗装にも向いているそうです。

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塗れました。

塗りたては濡れた感じがありますが、乾くとだいぶ色が変わります。

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同じように他の2色もやっていきます。

上から、オーク、オーク&チェスナット、チェスナットです。

1時間ぐらい乾燥させたら2度塗りを行います。

乾燥時間は気候や塗料によって異なります。

これを見ると、上2個はあんま変わらないものの、チェスナットは既にかなり濃いですね。

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2度塗りしました。

どれもかなり濃くなってきましたね。

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更にここにブライワックスを塗ります。

ブライワックスの塗り方はスチールウールだったりスポンジだったり、人によって道具が異なるようです。

うちは大体その辺にある布切れとかで塗っています。笑

通常であれば塗った後にブラシで定着させるのですが、そこは今回省略します。

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塗りました。先ほどより若干くすんでいます。

布でこすったので程よいツヤも出ています。

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上から、オーク、オーク&チェスナット、チェスナットです。

オークだと赤みが強く感じるし、チェスナットだと暗いから、中間のオーク&チェスナットにしようかなー。

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比較・まとめ

これを試しに家の建材で使われているLIXILのクリエモカ色と比較してみます。

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うーん・・・ 濃い!!!

単体で見るといい色なんですが、まわりの建材や家具と比較すると若干濃い気がしました。

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やっぱりウォルナットかオリーブも買っとけばよかったかな。

それとも水をもう少し多めにすればこのままでもいいのかなー。

もうめんどくさいのでこのままでいいような気もしてきた。

 

悩みますが、試し塗りをすることでイメージしてた色と違った・・・という事は少なくなります。

今回、2倍に希釈しているにも関わらず結構濃い色が出ました。

和信ペイントの公式の色見本と比較してどうでしょうか?

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ポアーステイン | 和信ペイント株式会社

 

塗料の色見本があっても、木材の種類が変われば出る色も変わりますから、難しいところです。

それでは次回は、気が変わらなければラックの塗装をしてみたいと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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