ヘルシオレシピ第一回目は、焼きそばです。
とても美味しく作れるし、フライパンで作る時と労力が全く違うので、かなりオススメのメニューです。
公式レシピ本にも載っている、ヘルシオの中でもイチオシのメニューです。
このメニューはウォーターオーブンヘルシオ AX-XA10を使用し、「実働8分」「加熱時間20分」で作成しています。
この記事は、ヘルシオを知っている方向けに書いています。知らない方はこちらの公式をご参照下さい。
ヘルシオで作る焼きそばは、手軽で美味しい
焼きそばを普通にフライパンで作る場合、
- 野菜と麺を別々に炒める
- 麺をほぐす
- 必要に応じて麺に水分を入れる
- 炒めながら味付けをする
- 炒めるのに力を使う(麺が重い)
という少し面倒なポイントがありますが、ヘルシオだとこれらはほぼ不要になります。
ヘルシオだと一気に並べて調理が可能なので、別々に炒める必要もありませんし、調理中に手が空きます。
麺をほぐすのも適当で大丈夫です。フライパンでやっていた時は、麺を電子レンジで少し温めてから揉んでほぐしていましたが、その必要はありません。
麺に水分を付加させる必要もありません。これ、地味に面倒だし、多すぎても少なすぎてもいい仕上がりにならないので焼きそばの難しいポイントでもあります。
炒めるのも自動でやってくれるので助かります。
フライパンの場合、水分を含んだ麺と野菜を混ぜるのって結構骨が折れるんですよね。これが無いというのが一番のメリットかも。
スチームで調理することで麺の硬さも程よく仕上がりますし、油も不要なのでヘルシーです。
こちらがヘルシオで作った焼きそばです。
手軽なのは大事なことですが、美味しいかどうかも重要ですよね。
ヘルシオで作る焼きそばは、とても美味しいのでヘルシオブログ書いている方は大抵推していますし、私の妻も好きなので月に1回以上、もう10回以上はリピしていると思います。
この記事では、私が焼きそばを作るときのコツなどについて書いていきます。
用意したもの
今回用意した具材は以下の通り。この量を大人2人と幼児1人で食べています。
- マルちゃん焼きそば(ソース味、3人前)
- 豚バラ150g程度
- もやし1袋
- ニラ
- ニンジン1本
ニラ・もやしの代わりにキャベツ・玉ねぎ・ピーマンなども使用することがあります。
料理工程
まずは、ヘルシオの付属プレートにオーブンペーパーを乗せ、焼きそばを軽くほぐして乗せます。
まったくほぐさなくても一応できますが、ほんの少しだけほぐしておいたほうが仕上がりが良くなります。
ニラなど火の通りやすい具材は、麺の下に隠しておいたほうがいいですが、ほとんどの具材は麺の上で問題ありません。
次にもやし、カットしたニンジンを乗せます。
キャベツや玉ねぎがある場合は、もやしやキャベツが下で、ニンジンや玉ねぎを上にします。
このあたりについてはヘルシオのレシピブックにもヒントがあります。
野菜をすべて乗せたら、粉末の調味料をかけて、最後に肉を乗せます。
準備ができたらヘルシオに入れて、ヘルシオに給水してスイッチオン。
機種にもよりますが、焼きそばは専用メニューがありますので、それを使用します。
この量の焼きそばだと加熱時間は20分弱です。
仕上がったら、下に落ちた焼きそばのタレと麺を絡めます。
今回は少し麺がコゲた部分が出来てしまいました。これは、スチームが直接麺に当たっていたためです。
キャベツやもっと多くの肉があれば、麺を隠すようにカバーすることでコゲることはありません。
普段はもやしの代わりにキャベツを入れているので、コゲる事はありません。今回は珍しい例です。
このコゲた部分、食感があって私は好きなんですが妻はあまり好きじゃないようなので、普段はできないように作っています。
混ぜたらいい感じですね。
ヘルシオのプレートのままテーブルに出してもいいですし、皿に盛り付けてもいいです。
食材をカットしてプレートに並べ、ヘルシオのスイッチを入れるまでが6分、ヘルシオから出してから混ぜて盛り付けまでが2分、の計8分が実働時間で、加熱時間も合わせて30分程度でした。
冷凍のカット肉を使ったり、カット野菜を使えば実働5分以内にできると思います。
キャベツ・玉ねぎ・ニンジンなど少し手間がかかる野菜の組み合わせだと、実働10分位でしょうか。
ヘルシオで焼きそばを作るコツやメリット
ヘルシオで焼きそばで作るときのコツを、10回以上作った経験から書いてみます。
あくまで私の感想なので参考程度にお願いします。
焼きそばはマルちゃんが良い
普段はマルちゃん焼きそばのソース味で作っています。塩味で作ったこともありますが上手にできました。
他のメーカーの焼きそばで作ったときはなぜか上手く出来なかった覚えがあります。
美味しくできた焼きそばは味付けが粉末ソースで、失敗した焼きそばは味付けが液体ソースでした。
ヘルシオのデメリットの一つとして、液体を蒸発させるのが苦手というのがあります。
これは推測ですが、粉末ソースは野菜から出た水分で程よい濃さになるが、液体ソースでは他の水分と合わさり、薄くなってしまう。フライパンで作れば蒸発して程よい濃さになるはずの液体ソースが、ヘルシオでは濃くならず、麺や具材とうまく絡まない。という事かなと思います。
「ヘルシオで焼きそばを作ってみた」という記事をアップされている他のブロガーさんも、皆さんマルちゃんを使っているようです。
そして、公式レシピブックを見ると・・・材料に「焼きそば用蒸し麺(粉末ソース付き)」という言葉が。粉末ソース推奨だったんですね。なるほど。笑
肉は豚バラが良い
公式レシピブックの材料に「豚バラ」とある通り、豚バラが一番仕上がりが良くなります。
というのも、フライパンで焼きそばを作る場合は野菜や麺を焼くのに油を使用しますが、ヘルシオで作る場合は油を使用しません。
豚バラであれば焼いた時に出る油分が野菜や麺に絡んでいい感じになりますが、油分の少ないソーセージや豚ロース等ですと、食べたときに油分が少なくて物足りない感じになります。また、食感や麺の絡みなどにも影響が出ると思います。
あっさりが好きな人にはいいと思いますが、最初は豚バラから始めるのが間違いがないです。
もちろん、油分の少ない肉類との組み合わせでも、油をあえて追加して作る事で良い仕上がりにもっていくことは可能です。
冷凍の材料もそのまま使用できる
ヘルシオの加熱水蒸気調理の特徴として、常温・冷蔵・冷凍の食材を同時に調理することができます。このため、食材の一部が冷凍であっても調理できます。
ここでは私が試した組み合わせを紹介します。
麺や野菜は冷蔵で、肉だけ冷凍してあるものを使うというのは一番簡単で、肉の品質を落とさず調理できます。このパターンは、全部冷蔵で調理したのとほぼ変わらない仕上がりとなります。
冷凍してある肉がカットされたものじゃなくてもOKです。100g以上が塊になっているとさすがにムラができると思いますが、薄切り肉なら多少分かれていれば、そのまま焼きそばの上にのせて調理し、できてからキッチンばさみでカットする手法が使えるため、物にもよりますが解凍が不要です。
麺だけ冷凍で他は冷蔵という場合もやってみましたが、普通にできました。この場合、麺はほぐせませんがそれでも問題なく調理できるようです。
ただし、麺が冷凍→解凍の際にダメージを受けるのか、冷蔵の麺より食感は落ちました。水分を多く含む食材ほど冷凍でダメージを受けるので、仕方ありませんね。
野菜が冷凍というパターンはやったことありませんが、上記ができるなら野菜が冷凍でも問題なくできると思います。
焦がす・焦がさない?
焦がしたいのであれば、麺の上に野菜や肉などがかからないようにする部分を作ってあげると、その部分が過熱水蒸気に晒されて焦げます。焦げた麺のカリカリ感が好きな人にはお勧めです。
焦がしたくないのであれば、麺の上にはキャベツなどの面積の大きい野菜か、肉を乗せて麺が加熱水蒸気に当たらないようにしましょう。
付属のプレートではなくフライパンを使うのも良いですが、付属のプレートを使ったほうが過熱水蒸気の対流が良いのか、若干仕上がりが良くなる気がします。たぶんどっちでもOKです。
大量の焼きそばが作れる
私は5人前の焼きそばも同時に作ったことがあります。たぶんプレートに乗る範囲ならもっと多くても作れるのでしょう。
フライパンで5人前の焼きそばを作ろうと思ったら、野菜と麺で3分割か4分割にはしないといけないので辛いです。
来客が来たとき等に、あらかじめ仕込んでおけばスイッチ押すだけで出来たての焼きそばが作れるので喜ばれます。
ヘルシオで作るデメリットとは?
ここまで良いこと尽くしと書きましたが、ヘルシオで作るデメリットは何でしょうか。考えてみました。
狙った硬さのある麺は難しい
一部だけ焦がしてカリカリ感を出すことなど、慣れれば多少であればヘルシオでも硬さ調節はできますが、水分を少なくして全体的に固めの仕上がりにした焼きそばなんかは作る事が難しいと思います。
普通の焼きそばで良ければ全然問題ありません。
焼きそばの種類を選ぶ
前述しましたが、おすすめは粉末ソース付きのマルちゃん焼きそばで、液体ソース付きの焼きそばには向いていません。
私の作り方が良くなかっただけかもしれませんが…
終わりに
時短効果が高く、仕上がりも美味しい焼きそばはヘルシオで作るには向いている料理です。
今後もヘルシオ料理の記事をいくつか投稿していきたいと思います。
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